さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
http://iide.hp.infoseek.co.jp/

さすらいの風景 リンダーホーフ城 その3

2010年01月29日 | 海外旅行
リンダーホーフ城の敷地内には、本館以外にも見逃せない見どころがあります。

ひとつは、「ムーア人のあずまや」です。小さな建物ですがね。



これと次の写真は、お土産スライドからのものです。最近は、内部に入れなくなったようですね。

ルートヴィヒ2世の考えた東洋趣味ということで興味が湧いてきます。



ここのシンボルになっているクジャク像。

クジャクは日輪を現わして不死のシンボルになっているといいますが、ルートヴィヒ2世は、他のお城も含めてクジャク像を数多く飾っています。



これは、自分で撮った写真。外からの光が入っており、撮影できました。



続いて「ヴィーナスの洞窟」。一定時間ごとのツアーによって見学するので、変哲のない洞窟の入口でしばらく待つことになります。



これもお土産スライドによるものですが、人口洞窟の内部には池があり、小船が浮かべてあります。バックには、ワーグナーの楽劇「タンホイザー」に基づく絵が飾られています。

洞窟は、ワーグナーの楽劇「タンホイザー」のヴェーヌスベルクの場を再現しています。

また、小船は、ワーグナーの楽劇「ローエングリ」において、無実の乙女を助けるため、聖杯の騎士ローエングリンが、白鳥に引かれた小舟に乗って登場する場面を再現するものです。

ルートヴィヒ2世は、この小船に乗って、ワーグナーの神話世界に浸ったといいます。



この写真は、てすりの上にカメラを押しつけて固定し、長時間露出で撮影したものです。

洞窟には、赤や緑の照明装置が整備されており、神秘的な光につつまれます。

ルートヴィヒ2世がお城の建築を命じた時、電気による照明設備はようやく開発されたばかりのものでしたが、それをいち早く取り入れています。

この洞窟の場面は、ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画「神々の黄昏」にも出てきて、ひと際印象的な場面になっています。

リンダーホーフ城訪問は、この映画「神々の黄昏」を追体験するものでしたので、感動しました。ルートヴィヒ2世の建てたお城を訪問する際には、この映画を必ず見ておく必要があります。

ジャンル:
ウェブログ
コメント (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 大山 (2010.1.27.) | トップ | さすらいの風景 リンダーホ... »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なかなか (本読みと山歩き)
2010-01-30 04:34:49
この「ムーア人のあづまや」、
クジャクは東洋趣味というか、一種の独自の世界がありますね。
洞窟の世界も別世界で。
いままでとちょっと違いますね。
お城 (さすらい人)
2010-01-31 21:57:42
今晩は。
結局、ルートヴィヒ2世が建てたお城は、彼のネバーランドだったのですね。プロイセンが力を付けてきてそれに対抗しなければならない難しい時代の政治を放棄し、同性愛ゆえに女性との結婚から逃避し、こもって一番過ごしたのがこのお城です。ヘレンキムゼー、シュタルンベルク湖へと、ルートヴィヒ2世を巡る旅は続いていきます。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

関連するみんなの記事