さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ヘレンキムゼー城 その2

2010年02月04日 | 海外旅行
ヘレンキムゼー城は、他のお城と同じように、一定時間ごとに行われるガイドツアーで見学することになります。

入口ホールで、まず解説を聞きます。英語のため、あまり理解できませんがね。



金で縁取りされたレリーフやフレスコ画で美しく飾られています。このお城は、内部の撮影が可能でした。



飾れる所はすべて飾るといった感じです。



王の好んだクジャク像。



大階段を登っていきます。



中央にある太陽の像は、フランスの太陽王ルイ14世に基づくものです。



建築途中で王が亡くなったため、未完成の所も多く見られます。



中庭を眺めたところ。



ベッドルーム。

やはり金ピカになっています。

このお城には、部屋が200室あるものの、王の生前に完成したのは10室ばかりとのことです。



ヴェルサイユ宮殿を模した鏡の間。ヴェルサイユ宮殿のものよりも長く、ロウソクを付けるだけでも2時間かかるといいます。明かりのついてない鏡の間は、主のいないことを悲しむように暗く沈んでいました。

ところで驚いたことに、ネットで検索をかけて知ったことですが、「花組 ルートヴィヒⅡ世 ヘレンキムゼー城・鏡の間~ロココの夢 ...」という題で宝塚のレビューになっているのですね。評判が良かったのか悪かったかは知りませんが。



脇の廊下も金ピカになっています。



シャンデリアは、高価なマイセン陶器製ですね。



これは厨房のエレベーター。料理をセットしたテーブルを階上の食堂へ一気に持ち上げます。

ヘレンキムゼーは、未完成に終わったお城ですが、王が長生きしたなら、さらに姿を変えていったことでしょう。
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