さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 スオーメンリンナ

2011年02月01日 | 海外旅行
スオメンリンナの要塞は、フィンランドの首都ヘルシンキの南の沖合にある6つの島の上に建造された海防要塞です。

スオメンリンナ要塞へは、フェリーで15分ほどかかり、ミニクルーズ気分を楽しむことができます。

海岸際にあるウスペンスキー寺院を海から眺めることができます。



港には、帆船も停泊しています。



マーケット広場や大寺院の長めです。



大型のフェリーも見られるます。これはヴァイキング・ラインで、フィンランドとスウェーデンあるいはエストニアを結んでいます。



こちらはヴァイキング・ラインの競争相手のシリア・ラインで、フィンランドとスウェーデンを結んでいます。どちらも大型の豪華客船です。



湾内を航行する観光船もありますが、このフェリーからでも海からの眺めを十分楽しむことができます。



近づいてきたスオメンリンナ要塞です。

1748年にスウェーデン支配下であったフィンランドは、ロシア帝国に対する守りを目的として要塞を築きました。

「北のジブラルタル」と呼ばれて難攻不落を誇っていましたが、1855年のクリミア戦争の際には、英仏海軍の砲撃で損害を被り、近代戦には不向きなことが明らかになりました。

日本では函館の五稜郭で知られている、星形要塞の形をとっています。



岸辺に潜水艦が置かれています。 潜水艦ヴェシッコ号といい、第2次世界大戦中に実際に使われていた潜水艦です。現在では、内部の見学を行うことができるようです。



海からの攻撃に備えて強固な外壁が築かれています。



船着き場脇のビール醸造所兼レストランのアーチをくぐって島内に進みます。



小さな島なので、適当にそぞろ歩きをします。



島々は橋で結ばれています。



スオメンリンナ教会

教会の尖塔は、島のどこからも見つけることができます。



アウグスティン・エーレンスヴァールドのお墓

この要塞は、スウェーデン統治下のフィンランドで、1700年代にエーレンスヴァールドによって建設がはじめられました。



島内には、頑丈な城壁が築かれています。



城壁は、防御や攻撃のための構造が施されています。



海に向かって、何層もの壁が築かれています。



城壁の上。



停泊していた観光船



軍事拠点であったことも昔のことになり、静かな島になっているスオメンリンナ要塞を後にしました。

現在、スオメンリンナ要塞は世界遺産に登録されて、観光客も多くなっているようです。訪れたのは20年ほど前でしたが、現在の写真を見ると、城壁部に多くの大砲が並べられていましたが、当時は大砲は見られず、観光用に整備しなおされたようです。
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