さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ボロブドゥール その7

2016年06月06日 | 海外旅行
雨のために当初の予定が狂いましたが、一旦ホテルに戻って休憩し、ザックの中身をビニール袋にしまいこみ雨合羽を着込んだりし、雨対策も充分にしてから、再度ボロブドゥールのサンセット・ツアーに出かけました。

サンセット・ツアーといっても、入場券と懐中電灯を渡されて夕暮れ時の遺跡内で自由行動で夕日を見学できるというものです。料金もドル払いでは20ドルと高価なため、ツアーメンバーのうちでも数人が申し込んだだけでした。同じようなサンライズ・ツアーは、今回のツアーには含まれていました。

事前申し込みだったので、雨で夕日は期待できなくとも行くしかないということで、少々後悔しながらの出発でした。

入場が終わる5時に合わせてホテルの部屋を出ました。



見学終了の時間も迫っているにもかかわらず、観光客が続々と上がっていっていました。



この階段は一方通行ですが、上がる人の傘で埋まっていました。



上段部の小塔を見ながら日没の時間を待ちました。6時過ぎになってようやく一般観光客も監視員に促されて退出していき、遺跡に静寂が訪れました。、



最初は本降りの雨のためにサブカメラとして使っている防水カメラで撮影していましたが、そのうちに雨は止んでくれました。



昼間は絶対に撮影できない、人の入っていないボロブドゥールの写真です。



結局、夕日は全く見られませんでしたが、遺跡を貸し切りと思えば、安い料金でした。



仏像の周囲にも。記念写真のために集まっていた観光客はいなくなっていました。





東の正門からの参道にも、人は見当たりません。





静寂の中、仏像は瞑想にふけっているように見えます。



遺跡の説明で書き残していましたが、円壇部の小塔に開いた窓は、下部では菱型ですが、上段のものは正方形になっています。



立ち去りがたい気持ちで遺跡の上部を歩きまわっていましたが、薄暗くなってきたので、下ることにしました。



ボロブドゥールは、曼荼羅の世界を現したものだといいますが、静かな遺跡で、その雰囲気の一端を味わうことができました。



東の通路はすでに閉鎖されていたので、別な通路から下りることになりました。



基壇部に戻って、再度遺跡を見上げました。



暗くなって、遺跡がライトアップされるのをベンチに腰掛けて待ちました。ライトは遺跡の四隅に置かれているのですが、光が弱いので、明々と照らされることはありませんでした。

暗闇が広がり始めると、周囲からはイスラム教のアザーンの声が広がるようになりました。これだけの盛隆を極めた仏教も、現在ではイスラム教に置き換わっているというのも、世の無情感を思い起こさずにはいられません。

「時よ止まれ お前は美しい(ゲーテのファウストのせりふ)」が相応しい時を過ごすことができました。



ホテルに戻って、ボロブドゥール遺跡の紹介ビデオを見てから夕食を取りました。

旅の二日目は、旅の目的をすべて見終わったような気分になる充実した日になりました。



なお、これはサンセットツ・アーでもらえる懐中電灯です。翌日のサンライズ・ツアーでも同じものがもらえるます。必要ないという人は布製の記念品に交換してもらえます。
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