さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ケルン その1

2009年03月03日 | 海外旅行
ケルンは、ドイツ西部のライン川のほとりにある街です。名前は、ローマの植民地であったことによる Coloniaに由来します。

国際的な見本市なども開催される商業都市の一面も持っていますが、観光客が訪れるのは、このケルン大聖堂が目的になるでしょう。



ケルン大聖堂は、1248年に着工し、500年以上の年月を経て1880年に完成しました。ゴシック様式の建物としては、世界最大のもので、高さ157mの尖塔を備えています。



大聖堂前は広場になっていますが、全景を撮影するのは難しく、頭上に覆い被さってくるといった感じがします。



側壁も良く見ると、多くの彫刻が施されていますが、威圧感を覚えます。



内部には、キリストの誕生を祝いに訪れた聖3賢者の遺骨や、中世の芸術品が納められていますが、美しいステンドグラスも見所になっています。



暗い堂内に、ステンドグラスを通って、色とりどりの光が差し込んできます。その細部を見ると、キリストの生涯を著す物語になっています。これは、キリスト誕生の絵でしょうか。



南側には、バイエルン王ルードヴィッヒ1世によって寄進されたバイエルン窓と呼ばれるステンドグラスが並んでいます。

キリストの生誕



東方の三賢人やひつじかいなども書き込まれていますね。



十字架降下



死せるキリストを抱いて悲しむマリア。ピエタの絵といった方が良いのかもしれません。


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