さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ハイデルベルク その2

2009年03月10日 | 海外旅行
旧市街を見下ろす高台には、かつてのプファルツ選帝侯の宮廷であった城跡が残されています。



プファルツ継承戦争の間にハイデルベルクは1688年と1693年の2回フランス軍に占領され、ほぼ完全に破壊されました。戦争の終結後に、バロック様式の建物が再建され、イエズス会修道士の住まいとなりました。

フリードリッヒ館

1607年にフリードリッヒ4世により建てられて以来、代々の選帝侯の居住館になりました。



正面壁の飾りには、歴代の力のあった選帝侯の像が飾られています。砂岩に掘られているため、コピーが飾られています。



オットー・ハインリッヒ館

1546年に、オットー・ハインリッヒによって建てられました。芸術家のパトロンで、現在は正面ファッサードしか残っていませんが、ドイツ・ルネサンスの最高傑作とも呼ばれています。



窓と窓の間には、像が置かれています。1階は、旧約聖書の英雄、ヨシュア、サムソン、ヘラクレス、デイビッドの5人の像。2階には、5つの徳(権力、聖書、愛情、希望)を象徴する像。3階には、農業神である土星、軍神である火星、愛と美の女神の金星、技能神である水星、月の女神の像、そして最上階には、太陽神と神々の王といわれる木星を表す像が置かれています。



テラス



ハイデルベルクの街を見下ろすことができます。



ネッカー川の流れ、聖霊教会、マルクト広場、アルテ・ブリュッケ(古い橋)が見えます。



昔の栄華を偲びながら、廃墟の中を歩くことになります。









城門塔





地下には、ワインの大樽があります。

1751年に130本の樫の幹によりつくられた大樽。222000リットルのワインが入ります。
税金の代わりとして納められたワインを貯蔵したものです。



階段で、大樽の周囲を回って眺めることができます。ワインの試飲もでき、グラスはお土産になります。



道化師「ペルケオ」

一日18本ものワインを飲む大酒のみでしたが、ある時、水を勧められ、飲んだところそのまずさに驚いて死んでしまったとか。

この酒蔵ですが、オッフェンバック作曲のオペラ「ホフマン物語」のプロローグのルーテル酒場が思い浮かびます。詩人ホフマンは、仲間の学生からせがまれるままに、ワインの酔いの勢いにものって、オランピア、アントーニア、ジュリエッタとの三つの敗れた恋の物語を語ることになります。


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