さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ヘルシンキ その2

2015年08月06日 | 海外旅行
ヘルシンキ大聖堂の後は、オリンピックスタジアムを見学しました。



ヘルシンキオリンピックは、1952年に開催されました。

1940年に東京で予定されていたオリンピックは、日中戦争激化を理由に開催中止となり、その代替としてヘルシンキで繰り上げ開催されることになりました。しかし、その後の第二次世界大戦の勃発により、1940年の開催は返上されてしまいました。戦後初となる1948年のロンドンに続いて、1952年にヘルシンキでオリンピックが開催され、日本もこの大会から復帰参加できるようになりました。



オリンピックスタジアムに入り口は、オリンピック関連資料の展示がされていました。



ポスターやチケット。



観客席からスタジアムを眺めました。



このスタジアムは、幻に終わった1940年のオリンピックに合わせて1938年に完成しました。ヘルシンキオリンピック当時70,000人収容でしたが、現在は40,000人収容になっています。

現在、東京オリンピックのための国立競技場の建築が問題になっていますが、スポーツ施設であるという前提が忘れられていると思います。



続けてシベリウス公園を訪れました。



ここには、没後10年を記念して、1967年に製作されたシベリウスの記念碑があります。パイプを組み合わせてオブジェは、パイプオルガンを模したものといいますが、シベリウスの作品にオルガンの曲はないことから、北欧の森林を現しているのではと個人的には思います。



最初はパイプのモニュメントだけが造られましたが、抽象的という批判があったため、脇に頭部の像が加えられました。



続いてテンペリアウキオ教会へ。岩を自然なまま残そうというコンセプトで、1969年に造られたこの教会は、外からでは教会であることが判り難くなっています。



堂内の眺め。



二階席から堂内を眺めたところ。



子供たちがギター演奏の練習を行っていました。しばらく演奏に耳を傾けました。指導者は日本人で、日本の曲も混じっていました。



テンペリアウキオ教会はホテルにも近かったため、自由行動の最後に、再度訪れました。



この日は団体の観光客で賑わっていました。



主祭壇。天井のドームからの光が放射状の線を描いていました。



教会の置かれている岩に上がることができます。



教会の天井のドーム。空飛ぶ円盤の秘密基地といった感じです。



テンペリアウキオ教会からホテルに向かう前に免税店に寄りました。ツアー中、土産物屋に何度も寄るのは迷惑ですが、土産物を買う必要もあります。



日本人向けの店ということで、ムーミングッズが充実していました。ヘルシンキ市内にもムーミングッズ店がありましたが、ここの方が品物は豊富でした。



ホテルにチェックイン後、夕食と翌日の午前中は自由行動ということなので、ヘルシンキの街をさまようことになりました。
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