さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ウィーン その1

2011年10月15日 | 海外旅行
ブラチスラヴァからウィーンへは1時間ほどの距離です。まだ明るいうちにウィーン市内に到着し、夕食のために郊外のグリンツィングに向かいました。

この日の夕食は、ホイリゲでとることになりました。



ホイリゲとは、今年とれたワインを指すと同時に、そのワインを飲ますレストランもそのように呼びます。



ホイリゲは、軒先に吊るした松の枝が目印になっています。日本酒の酒蔵で、新酒ができたことを知らせるために杉玉を飾るのと似ています。



今回入った「バッハヘングル」は、1137年から続いており、自家製のワインを製造している、約1000人を収容する大型のホイリゲです。



中庭にも席が設けられていますが、中の方に案内されました。



まずは、スープと生野菜のサラダ。

グラス・ワインが、食事について出されました。



メインは、ソーセージとローストチキン。皿は数人分です。

ソーセージにはいろいろな種類がありますが、場所柄ウィンナーソーセージなのでしょうね。



茹でたジャガイモ。ツアーの同行者の中からは、ジャガイモには飽きたという声があがりはじめていました。

最後にアイスクリームが出ましたが、写真を撮り忘れました。



グラスで出されたワインですが、以前にホイリゲを訪れた時には、もっと豪快に提供されたのだがと、疑問が湧いてきました。

グラスワインを飲み干して、ワインを追加注文すると、中ジョッキに入れたワインが出されてきました。

ホイリゲのワインは、1年以内の新酒であるため、フルーティーで、少し発泡性があり、飲みやすい味です。このジョッキ一杯を飲み干してしまうと、酔いが完全に回ってしまうので、もったいないですが、全部は飲まないようにしました。先回は、トラムでウィーン市内に戻る途中に酔いがまわって苦労しました。



ホイリゲでは、バイオリンをメインにしたシュランメル音楽と呼ばれる小人数の楽団による演奏が行われます。19世紀半ばに、ウィーンでシュランメル兄弟がホイリゲで演奏を行って評判になったのが始まりといいます。



ホイリゲを舞台にした映画で忘れられないのは、「会議は踊る」です。

ナポレオンの失脚後のヨーロッパの政治体制を話し合ったウィーン会議を背景にした1931年のドイツのオペレッタ映画です。

ウィーンの手袋屋の娘クリステルが、歓迎の花束をロシア皇帝アレクサンドル1世に投げたところ、爆弾と間違えられてしまいますが、これがきっかけになって二人は知り合いになります。

二人はホイリゲで、一緒の時を過ごしますが、そこでは「新しい酒の歌」が歌われます。

この映画では、クリステルが皇帝の別荘に招待された時に歌われる「唯一度だけ」も忘れられませんね。

結局、ナポレオンのエルバ島脱出によって皇帝は帰国することになり、二人の恋は、終わります。

ローマといえば「ローマの休日」のように、ヨーロッパの街をあげれば必ず思い浮かんでくる映画がありますが、ウィーンで思い浮かんでくる映画といえば、「第三の男」と「会議は踊る」でしょう。

You Tubeでこの映画の場面を見ることができます。

新しい酒の歌
唯一度だけ



このホイリゲは有名人も多数訪れているようで、ブッシュ大統領とプーチン首相の写真が飾ってありました。



食事を終えて店を出る時には、中庭にも灯がともって客が集まり始めていました。

ホイリゲが賑わうのは、これからなのですが、ツアーのために早々に退散です。



店のコースター。



夕食を終えてからホテルにチェック・インしました。写真は翌朝のもの。

ウィーンの中心から少し離れており、団体が多いホテルでした。



ホイリゲでの飲み方が足りなかったので、寝酒のビールを近くのガソリンスタンド付属のコンビニで買ってきました。

左のゲッサーは、オーストリアで一番人気のビールのようです。右のオッタクリンガーも、ウィーン市内に工場があるようです。
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