さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ヴェルサイユ宮殿 その4

2008年12月05日 | 海外旅行
広大な庭の一画に、グラントリアノンがあります。



はじめは磁器のトリアノンと呼ばれるように、青と白のタイルで覆われていたようです。

ルイ14世は愛妾のモンテスパン侯爵夫人と過ごしました。しかし、モンテスパン侯爵夫人が、赤ん坊を生け贄にした黒ミサ事件を起こしたことから、愛情は信仰深く教養のあるマントノン夫人に移ります。王は、大理石でかざった建物に改築し、マントノン夫人に贈り、秘密裏に結婚し、二人で余生を静かに過ごしました。



大理石を張った美しい姿をしています。







フランス革命の際に、ルイ14世時代の調度品はすべて持ち去られたので、現在ある家具・調度品は ナポレオン1世当時のものとのこと。



ヴェルサイユの本宮殿よりも、細かい調度品がそろっています。







グラントリアノンのもうひとつの見所は庭です。



幾何学模様の極みといって良いでしょう。



続いて、プチトリアノンに向かいましょう。
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