昔のお金持ちのイメージとして
太った社長風の男性や、ギラギラした貴金属を身に着けている女性の
イメージがありませんか?(笑)
戦前の生まれの方にお聞きすると
「太った人なんてそんなにいなかった」とおっしゃっていました。
特に終戦の昭和20年前後は
食べるものがなくて苦労したそうですね。
おそらく餓死者も多かったのではないでしょうか。
ダイエットという考えが出てきたのも1960年代ぐらいからで
1970年代に歌手の弘田三枝子さんの
「ミコのカロリーBOOK]という本がダイエット本の最初のようですね。
日本では50年ぐらい前から
痩せるための意識が芽生えたようです。
やはり高度経済成長や一億総中流の頃からなんですね。
確かに食欲は、キリスト教の七つの大罪のひとつに
「暴食」があるように抑えがたい欲望です。
食品メーカーもマスコミも
次から次へと美味しそうな宣伝で食欲を煽ります。
食材なども問題があるものも多いそうですね。
そんな現代社会で心身の健康を保つには
食事も修行や稽古と思っても良いかも知れませんね。
一般的に美味しいものは
砂糖や刺激物も多く使用されていて
依存症になりやすいみたいです。
一日一食や色々な食事法など多くの書籍も出ていて
正反対の主張もあり、混乱することもあるでしょうが
とにかく毎日の食事を健康のための稽古として
考えなければいけないのではないでしょうか。
稽古ですからまずは行動してみて
自分なりの健康的な食事法を見つけると良いのではないでしょうか。
個人的には「量」をマネジメントすることと
よく噛むことが大切なような気がします。
共に愉しく学んで行きたいものですね。
食事は呼吸の次に生命にとって大切な事だと思います。
食事をマネジメントできれば、健康と運が良くなります。