心の豊かさ

「心」と言うと少しわかりずらいので

心を「知・情・意」に分けて説明すると

知＝知識・知恵

情＝情緒・感情

意＝意識・意志　ですね。

 

人間が他の動物より際立って強いのが知力ですが

長所は短所でもあります。

 

情緒や意志に問題があると

知力が上手に活かされなくなります。

 

また心と身体はひとつなので

心の問題は身体にも影響を与え

身体の問題は心にも影響を与えます。

 

IT社会になったので

仕方がないことですが

あまりにもコスパだタイパ（タイムパフォーマンス）だと

効率化を意識し過ぎると

人間は機械ではないので

心や身体がバランスを崩してしまいます。

 

今後ますますAIが発達すると

単なる知識の暗記や

人間の効率化だけでは

意味が無くなるかもしれませんね。

 

情緒や意志や身体のマネジメントが

精神的に豊かな人生のためには

大切になって来るのではないでしょうか。

 

加えて

死を向かえる際には

お金や地位への執着は滑稽（こっけい）ですね。

 

思いやりや笑顔を交わした記憶が

生きている人達へ

少しでも残ると素敵ですね。

 

「心の豊かさ」と言うと

様々な意見もあるかと思いますが

「知・情・意・身体」が調和すると

運も良くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間力

「Chat GTP」という

進化したAI（人工知能）が話題のようですね。

 

キーワードを入れるだけで

自動的にAIが文章を書いてくれるそうです。

 

もうすでに

絵画や音楽もAIが

自動的かつスピーディーに

作成してくれるようです。

 

今後ますます進化して来ることは

間違いないと思いますが

人間の仕事の多くを

AIに取られてしまうとの心配もありますが

それは１８世紀半ばぐらいから始まった

産業革命の頃からそうなので

あまり悩む必要もないと思います。

 

ロボットやアンドロイドや

各種の自動化により

ますます便利で快適な

世の中になるとは思いますが

現在すでに蔓延しているように

精神の病や自己疎外も比例して

増えるかも知れませんね。

 

もちろん薬物も現実逃避も答えにはなりません。

 

テクノロジーの発達と共に

人間力や人格の向上が

求められるのではないでしょうか。

 

ここに人間たる所以があるのではないでしょうか。

 

そのヒントは神話や歴史や古典などかも知れませんね。

 

どんな時代が来るにしても

人間力や人格の成長は心掛けて行きたいものですね。

 

人間力が高まると運も良くなります。

 

魂のつながり

１９９７年の年末に公開された

映画「タイタニック」は

社会現象になるほどに大ヒットしましたね。

 

今月、２５周年記念で

２週間限定公演をしているようです。

 

映画の解釈は人それぞれでよいのですが

「タイタニック」は単なる恋愛映画ではなく

魂のつながりと

女性の自立と自己実現の物語です。

 

そういう視点から

この映画を見直してみると

とても味わい深い映画ですね。

 

自立の定義をシンプルに表現すると

「約束して、それを守る」ですが

映画の主人公である１７歳のローズは

政略結婚による心の牢獄から

ジャックに助けられ

ジャックと約束をして

その魂を感じながら

１０１歳の生涯をまっとうしました。

 

２５周年記念上映の今回も

ヒットしているようですね。

 

令和の現在は

老若男女関係なく

自立を求められる時代ですが

愛・調和・感謝の精神と

約束を守る決意と自覚が

自立と自己実現へのエネルギーを

与えてくれるのではないでしょうか。

 

魂のつながりを信じることができると

運も良くなります。

 

 

陰陽の法則

宇宙の法則・原理原則の一つに

陰陽の法則があります。

 

苦楽・禍福・男女・優劣・長所短所・・・など

あらゆることが表裏一体で成り立っています。

 

ゆえに運の悪い人は

どちらかに偏っている傾向があります。

 

運の良い人は調和やハーモニーを心掛けています。

 

詐欺の多い昨今ですが

「楽して儲ける」

「やりたいことがやりたい」

「好きだからがんばれる」等々のフレーズに

騙されないようにした方が良いかも知れませんね。

 

苦楽一体化して

本当の意味で愉しい気持ちになることができます。

 

くれぐれも詐欺には気をつけて

陰陽の法則をよく理解して

身に付けて行きたいものですね。

 

運も良くなります。

 

 

中流意識と格差意識

日本は１９７０年代後半のどこかで

一億総中流になったと言われています。

 

これは経済成長した国の中では

珍しいようですね。

 

欧米も韓国も中国でも

格差は拡がっていると言われています。

 

日本でも実際は

格差はそれなりにあったようですが

意識の上では多くの人達が

中流意識だったのかも知れません。

 

世界で最も成功した社会主義国家と

揶揄されるほどに

平等意識の強い国民性のお陰で

一億総中流を達成したのかも知れませんね。

 

それは１９９０年代前半の

バブル経済崩壊以後も続いていましたが

２０００年代の小泉改革ぐらいから

新自由主義が導入されはじめ

２０１０年代の第二次安倍政権から

本格導入の運びになりました。

 

さすがに２０年間続く

年収の減少傾向や、派遣労働の増加や

老後の貯金問題等がクローズアップされるにしたがって

格差が意識されるようになって来ているのかも知れません。

 

コロナ禍の３年間は

格差意識を強調させたようですね。

 

貧困にあえぐ生活はどうかと思いますが

日本にはまだ生活保護という制度もあります。

 

本当の問題は精神的格差なのかも知れません。

 

日本人はメディアの影響も受けやすい国民ですね。

 

メディアのマイナスメッセージに

洗脳されないようにして

他人と比較して

優越感や劣等感を持つのではなく

先ずは自分の生活を立て直して行きたいものですね。

 

精神的・経済的自立力が高まると

運が良くなります。