諸行無常は宇宙の法則です。
人間の身体も常に細胞が入れ替わっていて諸行無常です。
あらゆることがその法則に則って動いています。
社会も同じです。
歴史の教えるところによると
60~70年で大きくパラダイム(世界観)転換します。
前回は戦後で、世界観が大きく変わりました。
人はどうしても世界観を変える事が難しいものです。
たとえば天動説を信奉していた人たちは
死ぬまで地動説を認めなかった人が多かったそうです。
明治維新の時も
武士の象徴であるちょんまげを切ることを否定して争いが起こり
明治天皇が散切り頭(?!)になさったことにより
なんとか争いを治めたようです。
特に古い世界観を信奉して
権力をふるっていた人たちほど
自己否定されるようで、認めたくないのが
人間の性のようですね。
若い人は良くも悪くも
変化を受け入れやすいものですが
昔のご隠居さんの生活をしている
若年寄のようなフリーターやニートも
増えているようです。
現在、超高齢化は進んでいます。
年金制度や国民健康保険などは
前回のパラダイム転換で出来た制度です。
人の平均寿命が60代を基準に設定された制度で
あくまでも、高齢者が社会の中での割合が
少ない事を前提に出来ています。
高齢の親御さんが、壮年の子供を支えている
世帯も増えているようです。
それでは10~20年後どうなるのか考えてみるのも
パラダイム転換期には大切な事かも知れません。
考えるだけでなく、行動はより大切ですね。
運も良くなります。