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古典というべき英語表現についての解説書

2010-06-15 17:24:19 | 読書ノート
マーク・ピーターセン『日本人の英語』岩波新書, 岩波書店, 1988.

  日本人が書く英語表現の、不自然な部分または間違っている箇所を指摘する書籍。ロングセラーらしく刷を重ねており、僕の持っているのは2009年59刷である。

  前置詞や副詞、関係詞の箇所は「この表現はこういうニュアンスがある」といった話で実用的である以上の話ではない。だが、冠詞や複数形、時制表現では「英語による思考パターン」がわかって面白い。簡単に言えば、英語は日本語より格段に論理的な構造を持っているということである。

  続編もあるそうなので読んでみることにしよう。
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