Go straight till the end!!

世界一周の旅の思い出を綴っています。
ブログタイトルは、出発前に旅日記の表紙に書いた言葉です。

(108)プロヴディフ(後編)(ブルガリア)

2010-08-26 23:58:58 | ブルガリア・ルーマニア
 彫刻家のトニーと別れ、列車で Plovdiv (プロヴディフ)に戻った。
 次の目的地 Istanbul (イスタンブール)(トルコ)へ向かうには逆方向になってしまうが、国際列車に乗るならこの方が早く着くらしい。



 プロヴディフに着いてから、夜行列車の発車時刻(22時)までこの街を観光している。

 この街はかつてローマ帝国支配下にあった時代、その地形からトリモンティウム(3つの丘)と呼ばれた。
 「トリモンティウムで画家は夢を見、地図職人は悪夢を見る」という格言がある位、この街の地形は複雑らしい。

 観光したのは下記の通り。



聖コンスタンティン・エレナ教会  1832年に古代キリスト教会跡地に建設された。教会の隣にはイコン・ギャラリーも併設されている。

ボヤジエフ・ハウス  プロヴディフ旧市街にいくつかある古い屋敷は、博物館や美術館として公開されている。ここボヤジエフ・ハウスは、ブルガリアの画家 Zlatio Boyadjiev (ズラトュ・ボヤジエフ)( 1903年~1976年)(ウィキペディア記事(英語版)はこちら)のギャラリーになっている。印象的な絵が多かった。

バラバノフ・ハウス  美しい建物の中はギャラリーになっている。かつては民族復興期の富豪ルカ・バラバノフの屋敷だった。

 ちなみに上記3つの建物は、前日トニーと来た時には閉鎖中だった。(ストヤノフ大統領(プロヴディフ出身)が来ていた為)。Sofia (ソフィア)、そしてプロヴディフと縁を感じる方だった。

民族博物館  ブルガリアの民族衣装や楽器を展示。イスタンブールの豪商ハジ・ゲオルギが建てた建物は、バロック様式民族復興様式がミックスされている。

ネベ(ット)・テペの遺跡  紀元前4世紀にトラキア人の一部族が要塞を築いた場所。見晴らしがよく、ロドピ山脈に沈む夕陽が見れる。



 最後にヨーグルトを食べて、ブルガリアを去ることにした。

 ここから再びアジアへ向かうことになる。

※地図はこちら