中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

(参考)働き方改革で共同宣言

2017年02月24日 | 情報

働き方改革で共同宣言 県・経済団体・労組が参加
2017/1/28付日本経済新聞

神奈川県は電通の過労自殺問題を踏まえ、県内の働き方改革を推進する狙いで、
経済、労働7団体と「神奈川いきいき労働共同宣言」を発表した。
県産業労働局によると、問題発覚後、同種の宣言をした自治体は初めてという。
宣言は「過重労働による健康障害や過労死は、本人、家族にとって不幸であるばかりでなく、
企業や社会にとっても大きな損失になる
」と強調。
長時間労働を容認する社会的風潮を見直すには、経営者、労働者、行政が一体となって取り組む必要があると指摘した。
今後、3者が共同で(1)長時間労働の是正(2)ワーク・ライフ・バランスの実現(3)健康マネジメントの推進―を進めるとしている。
宣言には県経営者協会、県商工会議所連合会、連合神奈川、神奈川労働局などが参加した。

神奈川いきいき労働共同宣言(神奈川県HP)
長時間労働の是正等に向け労使及び行政が共同宣言を発表しました

長時間労働など過重な労働による過労死などが、大きな社会問題となっています。
長時間労働を容認する社会的風潮を改めて、働き方を見直していくには、
経営者、労働者及び行政が一体となって取り組んでいく必要があります。
そこで、県が呼びかけて、経済団体、労働団体及び行政(国・県)が、長時間労働の是正、ワーク・ライフ・バランスの実現、
健康マネジメントの推進に取り組み、生き生きと働くことができる社会の実現を目指すことを宣言しました。

1 共同宣言を行う団体等
・ 一般社団法人神奈川県経営者協会
・ 一般社団法人神奈川県商工会議所連合会
・ 神奈川県商工会連合会
・ 神奈川県中小企業団体中央会
・ 一般社団法人神奈川経済同友会
・ 日本労働組合総連合会神奈川県連合会
・ 神奈川労働局
・ 神奈川県

2 具体的な取組の概要
(1) 長時間労働の是正
長時間労働を容認する社会的風潮を改める。労働条件や職場環境の改善を図る。
(2) ワーク・ライフ・バランスの実現
テレワークや短時間勤務など、多様で柔軟な働き方を推進する。
(3) 健康マネジメントの推進
企業が働く人の健康マネジメントを推進する。高齢者の就業機会を確保する。

 http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/861195.pdf

 

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