ささやかな贅沢-滋賀県近江八幡市：「久ぼ多屋」

Restaurant “Kubotaya”, Oumi Hachiman City, Shiga Pref.

さてさて、早朝に家を出発して滋賀県近江八幡市を散策してきたワタクシですが、朝食を5時半に食べていたので
11時ともなればかなりお腹がへってまいりました。そろそろちょっと早めの昼食を食べようかと考えるワタクシです。
「せっかく近江八幡にやって来たのだからやっぱり近江牛」と当然ながら考えるのですが
なにせワタクシはケチンボですので、昼食は1000円を超えるとなるとちょっと躊躇してしまうんですよね。
どうしようかなぁ。やっぱりお肉たべようかなぁ。でも、高速道路代もけっこう使ったしなぁ…などと優柔不断に考えていると
ちょっといい感じの近江牛のお店があったんですよ。名前は「久ぼ多屋」というお店です。


玄関前にあったお品書きを見ていると、近江牛にしたら比較的リーズナブルな値段ですし、入ってみようかなと悩んでおりますと
玄関の扉が開きまして、オーナーさんが「どうぞお入りください。今ならまだ座席も空いていますよ」と元気な声と笑顔で迎えてくれました。
こうなると入らないわけにはいきませんな。


店内は開放感があり、清潔な雰囲気がいいですねぇ。オーナーさんもお店の従業員の方々の接客態度も実にいい感じです。


それでもケチンボなワタクシは「近江牛の焼肉丼」(1300円)を注文いたしました。
まぁ、月々の小遣いを限られているワタクシには、この程度がささやかな贅沢なんです。
後からやって来た女性グループなどは「近江牛和風ステーキ」「近江牛あみ焼き定食」などを次々オーダーしておられました。羨ましいな。


ワタクシは朝食をしっかりと食べるので、昼食はわりと軽めの食事をすることが多いんです。
日常でも「吉野家」とか「すき家」などの牛丼を食べることはまずありません。
しかしながら、この日は美味しそうなお肉にワクワクいたします。


付け合せには「スープ」「野菜サラダ」に加えて、この二品があったんですよ。
右の赤いのが近江名物の「赤こんにゃく」です。味は普通のこんにゃくと変わりませんが、色合いはインパクトありますね。
左の白いのも近江名物の「丁字麩（ちょうじふ）」です。白味噌で和えてあるのですが、これが実に美味しかったんですよ。


お肉の味はどうかと言いますと…お肉の味を活かすためでしょうね。タレはあっさりとした味でありました。
肉は脂身が少なくさっぱりした味で、ワタクシはペロリといただくことが出来ました。
「今日は寒いでしょう。どうぞ熱いコーヒーを飲んでくださいね」とコーヒーをサービスしてくださいました。
もう一度行きたい…そう思わせるお店であったことは間違いありません。

久ぼ多屋…滋賀県近江八幡市仲屋町中14


年に一度は訪ねている近江八幡の町なのですが、やっぱりこの町に来ると心が安らぐ気がします。


今度は桜の季節に来ようかな。新緑の季節もいいかな。そんなことを思いながら、駐車場に向かいます。


「こんにちわ～」…そんな挨拶を交わすだけで、ワタクシは爽やかな気持ちになりました。

使用したカメラ：Canon EOS7D


私は日常の昼食を、職場でほんの10数分くらいで食べてしまいます。
ですので、休日にゆったりと昼食を食べるときは、それだけで優雅な気持ちになれるんです。
外国の人から見たら、10数分の昼食なんて嘘だと思われるかもしれないですね。


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