Bosu-dong Book Town, Busan, South Korea
さてさて、朝からタップリと釜山の町を楽しんだワタクシ達は、午後4時半頃ににホテルへと戻ってきました。
家人は「ちょっと疲れたからホテルで休憩するわ」ということでしたが、ワタクシは夕食までの間に行きたい場所がありました。
ホテルから歩いて15分ほどの場所に宝水洞古本屋街(보수동 책방골목)という、古本屋がズラッと並ぶ町があるんです。
ハングル文字が読めないワタクシですので、ここに行って本を買おうと思っているわけではないのですが、
たまたまネットで見た本屋街の風景が素敵で、行ってみたいと思ったんですよ。
宝水洞(ポスドン)古本屋街は、朝鮮戦争の際に釜山が臨時首都だった時代にできた通りだそうです。
北朝鮮から逃げてきた夫婦が、段ボールを敷いて雑誌や古本などを売る露店を開いたのが始まりだそうなんです。
終戦後、釜山にやって来た多くの避難民がここから程近い場所にある国際市場に居を構え、厳しい生活をしていました。
当時の学生や知識人たちは、勉強したくてもなかなか本が手に入りませんでした。
そのため露店の古本屋は爆発的な人気となり、次第に他の避難民たちも本屋を開くようになって今の本屋街になったとのこと。
ワタクシは本を読むのが好きで、活字中毒とまではいきませんが、文庫本、雑誌、新聞と何らかの活字を読んでいないと落ち着きません。
そして、どうしても馴染めないのがデジタル書籍というやつなんですよ。
あれはどうしてもワタクシには「本を読んでいる」という感覚にならないんですよね。
看板の字体やうず高く積まれた古本を見ていると、学生時代を過ごした京都の古書街を思い出しました。
どれだけデジタル化が進もうと、これらの本たちが一筋の温もりのあるアナログ的な感性を伝えているようにも感じます。
本があまりにも多いため、地面から積み上げられた本が狭い路地の両側をぎっしりと埋めつくしています。
かつては誰かの所有物だったはずの中古本から、きれいに包装されたままの新刊まで、たくさんの本が宝水洞の路地を埋めつくしています。
「ここはモノクロが似合うやろな」と思い、モノクロで撮影してみたのですがどうでしょうか。
ワタクシは「古本屋街やから、寂れた雰囲気なんやろうな」と思っていたのですが、漫画を専門に取り扱うお店があったり、
絵本を専門に取り扱うお店もあったりして、意外に若い人の姿が多かったんです。
アナログな本の良さって、若い世代であってもしっかりと感じているのでしょうね。
あまり観光客が行くような場所じゃないと思いますが、ワタクシはこの町の佇まいがすごく気に入りました。
こういう古書街が残っていること自体が、とても素敵だなと感じたんですよ。
家人との夕食の待ち合わせ時間までもうちょっと時間があるので、あと少し周辺を歩くとしましょうか。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
私の自室にはかなりの数の本があります。専門書、文庫本、新書などからガイドブック、写真集まで一般人にしたら本の冊数は多いと思います。
家人から「もう読めへん本は処分して」と言われて、かなりの本を処分したのですが、どうしても処分できない本がたくさんあるんです。
特に学生時代に愛読していた書物は、なかなか処分できないんですよねぇ。
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さてさて、朝からタップリと釜山の町を楽しんだワタクシ達は、午後4時半頃ににホテルへと戻ってきました。
家人は「ちょっと疲れたからホテルで休憩するわ」ということでしたが、ワタクシは夕食までの間に行きたい場所がありました。
ホテルから歩いて15分ほどの場所に宝水洞古本屋街(보수동 책방골목)という、古本屋がズラッと並ぶ町があるんです。
ハングル文字が読めないワタクシですので、ここに行って本を買おうと思っているわけではないのですが、
たまたまネットで見た本屋街の風景が素敵で、行ってみたいと思ったんですよ。
宝水洞(ポスドン)古本屋街は、朝鮮戦争の際に釜山が臨時首都だった時代にできた通りだそうです。
北朝鮮から逃げてきた夫婦が、段ボールを敷いて雑誌や古本などを売る露店を開いたのが始まりだそうなんです。
終戦後、釜山にやって来た多くの避難民がここから程近い場所にある国際市場に居を構え、厳しい生活をしていました。
当時の学生や知識人たちは、勉強したくてもなかなか本が手に入りませんでした。
そのため露店の古本屋は爆発的な人気となり、次第に他の避難民たちも本屋を開くようになって今の本屋街になったとのこと。
ワタクシは本を読むのが好きで、活字中毒とまではいきませんが、文庫本、雑誌、新聞と何らかの活字を読んでいないと落ち着きません。
そして、どうしても馴染めないのがデジタル書籍というやつなんですよ。
あれはどうしてもワタクシには「本を読んでいる」という感覚にならないんですよね。
看板の字体やうず高く積まれた古本を見ていると、学生時代を過ごした京都の古書街を思い出しました。
どれだけデジタル化が進もうと、これらの本たちが一筋の温もりのあるアナログ的な感性を伝えているようにも感じます。
本があまりにも多いため、地面から積み上げられた本が狭い路地の両側をぎっしりと埋めつくしています。
かつては誰かの所有物だったはずの中古本から、きれいに包装されたままの新刊まで、たくさんの本が宝水洞の路地を埋めつくしています。
「ここはモノクロが似合うやろな」と思い、モノクロで撮影してみたのですがどうでしょうか。
ワタクシは「古本屋街やから、寂れた雰囲気なんやろうな」と思っていたのですが、漫画を専門に取り扱うお店があったり、
絵本を専門に取り扱うお店もあったりして、意外に若い人の姿が多かったんです。
アナログな本の良さって、若い世代であってもしっかりと感じているのでしょうね。
あまり観光客が行くような場所じゃないと思いますが、ワタクシはこの町の佇まいがすごく気に入りました。
こういう古書街が残っていること自体が、とても素敵だなと感じたんですよ。
家人との夕食の待ち合わせ時間までもうちょっと時間があるので、あと少し周辺を歩くとしましょうか。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
私の自室にはかなりの数の本があります。専門書、文庫本、新書などからガイドブック、写真集まで一般人にしたら本の冊数は多いと思います。
家人から「もう読めへん本は処分して」と言われて、かなりの本を処分したのですが、どうしても処分できない本がたくさんあるんです。
特に学生時代に愛読していた書物は、なかなか処分できないんですよねぇ。
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私も本が大好きで、子どもの頃からよく読んでいました。
今でも本棚の下敷きになりそうなくらい部屋にありますよ(^0^;)
物凄い古本の量に目を見張りました。
戦後30年ばかりまで和歌山市にも
古本屋が何軒かあってよく買ったり売ったり
したのですが、今ではほとんどなくなって
しまいました。寂しいです。
古本屋街、趣がありますね
モノクロが似合います
数年前、読み終えたものは思い切って
処分したり寄付?しました
私も活字離れをしたくないので
毎日少しずつ、読んでなかった本を読んでいます
勉強になります。
北からの避難民が、古本街を作った
んですね~。
うんうん、モノクロがいいですね。
本が好きで、若い頃はよく読んでましたが
最近はね~(汗)
凸
普通の本屋さんもどんどん減っている時代
こういう昔ながらの古本屋さんが集まってる場所見て見たくなりますね
私は本全く読まなくなりました
ほとんどネットになってしまったかな
こんなに沢山の古本屋さんが今でも商売になるんでしょうか
とてもいい景色です
ウチも本やアルバムの冊数が多いです
長時間勤務で全然見てなかったら、断捨離中カビているのを発見
今度気をつけたいです
ぽち
古本屋街なんですねー!
うずたかく積まれた本にかこまれながらの散策、楽しそうです。
私は今の仕事書籍関係なのです・・
仰るとおりデジタル化が進んでしまって、先細りする事業だけど、紙をめくりながらの読書って良いですよね♪
凸
”古本街”ノスタルジックで素敵ですね~^^
いい風情があるところ。
本好きな人たちが集まるところでしょう。
こんな景色なところが、
わが国でもどこかにある様な気がします。
またいいふうに絵にされてて、
見てもそれは頼もしくなってくる・・。🤩