近所に素敵な桜がありました

Cherry Blossoms Are In Full Bloom.

さてさて、ここのところはいろんな人のブログを見ても、桜の花が次々アップされております。
あらためて「日本人は桜が好きなんだなぁ」と再認識しているワタクシであります。

ところで、先週の土曜日(4月2日)はワタクシはインフルエンザで休みを取った分、
仕事が残っておりまして出勤せざるを得ない状況でありました。

仕事は10時頃からでよかったので、その前に前から近所の中学校の正門横にある桜が
すごく気になっていたので、ちょっと見に行くことにしたんですよ。


中学校の正門は基本的に門が閉じられ、「関係者以外は立ち入り禁止」「不審者は警察に通報します」
などと書かれてあるので気軽に桜を撮影することは出来ません。
「ダメもと」という気持ちで、正門の近くにいた若い先生に「桜の写真を撮りたいのですが」と趣旨を伝えました。


「校長に確認してきます」と若い先生は校舎の中に入って行き、少しすると校長先生が笑顔でやって来ました。
明らかにどこの学校なのかわかるようなアングルで撮らないこと、生徒を撮影しないことを条件に、
快くワタクシの申し出を受け入れていただきました。ありがたいことです。


地方の人には信じられないかもしれませんが、大阪では2001年に教育大付属池田小学校で校内に侵入した人物が
児童や教員を無差別に殺傷するという事件が起こり、それ以来小学校や中学校は不審者の侵入に敏感になりました。


数年前、GWに信州の蓼科に行ったとき、小学校の校庭の桜が満開だったのですが、正門は開けっ放しのままで、
近所の人が自由に校庭に出入りして花見を楽しんでいる様子が、とても羨ましく思いました。


校長先生も写真が好きなようで、ワタクシのカメラにずいぶんと興味を示していただきました。
楽しい会話を交わしながら、見ごろを迎えた桜の撮影を出来たのですからワタクシは幸運でしたね。


ワタクシが暮らす市では、4月6日が小中学校の入学式でありました。
おそらくこの桜が6日までは咲いていたでしょうから、新入生は満開の桜の下を通って入学式に臨んだのでしょう。


学校のすぐ横にため池があり、池の上まで枝が広がっていたんですよ。
水面を背景にすると、また桜の印象が少し変わりますね。


「灯台下暗し」という言葉がありますが、遠くに行かずとも近所にこんなに立派な桜があるとはねぇ。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


私が写真を撮っている間に、部活動の生徒たちが正門を通って入校してきました。
「おはようございます」と元気にあいさつをする姿を見ていると、なんだか嬉しい気持ちになりますね。
もちろん私も笑顔いっぱいで、「おはようございます」と挨拶をしたのですが、どう思われたのかなぁ。


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