北海道美術ネット別館

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jobin.さんのあかりを、ライジングサン・ロックフェスティバルの会場で見た

2012年08月24日 23時30分29秒 | Rising Sun Rock Fes他
承前

 というわけで、ことしのライジングサン・ロックフェスティバル関係の記事はあっさりとこれで終わってしまうわけだが、最後に、札幌在住のjobin.(じょびん)さんが今年も会場にあかりを設置していたので、紹介したい。

 場所は、PROVOのブース。
 昨年までも、マーキュリーロードだったから、そんなに遠くに移ったわけではない。

 ただ、昨年までは、祭太郎のブース横にひっそりと置かれていたという印象だったが、今年は、PROVOのブース全体に三つ四つと散らばっているという感じ。




 実用第一で据え付けたものではないだろうけど、夜間このあかりのまわりで、人々がしゃがんでタイムテーブルを確認したり、ちょっとした食事をしたりしている光景を見ると、なんだかあたたかい気持ちになった。
 ライジングサン・ロックフェスティバルの会場は夜、けっこう暗いのだ。


 jobin.さんは札幌在住で、モビールなどによるインスタレーションなどを手がける若手。
 とくに、手狭な空間を、高さを生かして使い切ることに、絶妙なうまさを発揮し、グループ展やライブの装飾など幅広く手がけている。


http://jobin55.jimdo.com/

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【告知】札幌美術展 Living Art-日常- やさしさは いつも そばに。(2012年3月7日まで、札幌)

★Rising Sun Rock Festival
Rising Sun Rock Festival 2011 in EZO
2010年
2009年

nid-Espace et musique et un café-(2010年4月)
TOCCO 写真とモビールで綴る「旅」(2009年10月)
ハルナデ展2009 jobin. と paterの二人展 (2009年3月)
札幌スタイルのショーウインドーの展示(2008年)
House展 華やかな作家たち(2007年)
500m美術館(2008年11月)



 最後に、昨年から、BOHEMIAN GARDENに至る道沿いの木々に登場した、色とりどりに明滅するいくつもの球体だけど、今年はいくつかの球に、マンガのような顔が書き込まれ、ユーモラスな感じが増した。



 昨年も書いたけど、これはけっこう撮影が難しかった。



 以上で、2012年のRISING SUN ROCK FESTIVALのエントリは終わり。
 最後のあいさつでWESSの人が、来年はまたすこし規模が大きくなるようなことを示唆してたけど、正直もういいかな、っていう気がするなあ。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
心和む、素敵な写真。 (怜な)
2012-08-25 07:05:20
おはようございます。今年は6万人弱の来場者で賑わった会場。楽しく読ませていただきました。

夜の会場の写真は素敵ですね。「あかり」は場をやさしく包み、球体の作品は可愛らしく浮かんでいて本当に美しいです。心がなごみます。

話はそれますが、置戸コンテンポラリーアートに行けず残念でしたが、今日、岩見沢「旧美薗小学校体育館」作品づくりの見学に行ってきます。
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Re:心和む、素敵な写真。 (h-art_2005)
2012-08-25 11:08:34
ありがとうございます。
置戸の方も順次アップしていきますのでお楽しみに。

体育館は、川俣さんのプロジェクトですか? わたしも興味津々です
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見てきました。 (怜な)
2012-08-25 17:55:14
川俣さんのプロジェクトです。広い体育館のズリ山と川と町並み。段ボールを重ねていくのですが、下地は木枠やしっかりした土台で、人が上がっても大丈夫な造りです。
見る角度で面白味が増します。
ズリ山の中、空間は今でも充分楽しめますが、完成には
他作家さんの仕掛けもありそうです。
自治体では小学校の活用計画もないようで、無償。どんどん夢が広がっていくようです。来年が楽しみですね。
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Re:見てきました。 (ねむいヤナイ@北海道美術ネット別館)
2012-08-27 01:20:32
そうですか~。
川俣さんは、越後妻有トリエンナーレにも参加しているそうで、大忙しですね。
機会があれば三笠はぜひ行ってみたいと思っています。
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