saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

国見山(御所市)を初歩き

2024-01-06 17:26:57 | Weblog

本来なら2日から「フォトクラブ大峰」の皆さんに“前鬼の宿坊”へ連れていってもらう予定でしたが、下北山の崩落事故の影響で中止になったので、令和六年1月5日(金)快晴の朝、自力で歩ける低山(丘?)へ出かけました。
目的地は御所市の国見山。綺麗な水洗トイレがあるJR掖上(わきがみ)駅裏の駐車場(30台程度)に置かせて頂く。
一般的に「原谷」からのハイキング道“掖上の道”は、郵便局前の道がカーブする所で車道を離れ、右の枝道を選び、直ぐ左の道を行きけば、Y字路になって右に選ぶ。昔のポンプ式井戸がある道を進めば十字路になる。右折して進めば道標が現れる。道標に導かれでコンクリートの道をゆけば、左に小さなお堂と祠がある尾根状の鞍部にでて、右の下草が茂る山道ゆくのだが・・・。

何故か御所市の案内マップを見て「原谷」から歩こうと決めてしまった。しかし、この地図が、あまりにもアバウトで“ジオグラフィカ(2万5000地形図)”を使う事にしました。
国見神社へは立派な和風建築の街並みを通り抜け、家並が途切れると山畑の桜並木の道になる。舗装路が尽きると右に池がある鳥居の前に着く。
明和5年(1768年)より以前に創建され云う、堂々たる風格の神社に山歩きの安全を祈願したら池まで戻る。池を右に見て左に山を巻くように農道を行き、広い舗装路に合したら最初の枝道を行き、畑中の地道を登れば小さなお堂と仏様の祠がある尾根状の鞍部“掖上の道”にでる。ここまで道標は皆無でした。

鞍部からは“掖上の道”、下草が茂る道を行くとフェンスに扉がある。扉を通って鬱蒼とした山道に入る。左側が崩落した荒れた感じの山道を行けば、丸木の梯子があり “掖上の道”国見山山頂500mの標識が現れる。植林の階段状の急坂を登ってゆくと明るく開けた山頂にでる。
標高229.2㍍3等三角点の頂きは神武天皇が掖上の“嗛間丘”に登って国見をされたと云う伝説から国見山は、この丘の実在の地と言われ、山頂には「嗛間丘」の石碑が建ち、憩いうに良い木製の椅子テーブルもある。
以前は金剛・葛城山系をはじめ、青垣の山々を一望する絶景だったらしいが、樹木の生長で閉ざされ、今では展望を望むべくもない。
山頂からは国見山神社を目指して、良く踏まれた東の尾根道を選んで下山しました。(小さい写真はクリックで拡大します)

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