saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

「川迫川渓谷」遊歩道を歩く

2023-07-03 12:06:56 | Weblog

本当は、もっと早い6月中旬、ベニバナヤマシャクヤクが咲く頃、観音峰に行きたかったが、脚に自信が無いのに未練たらしく、グズグズしている内に時が過ぎてしまった。
台高山脈や大峰山脈の沢には“岩躑躅”が咲くころである。勿論、沢に入ることなど、望むべくもないが、川迫川渓谷の散策路なら何とか歩けるだろう。
7月2日(日)朝から雲が多いようだが今日の天気予報は“晴れ”になっている。西と南の空を眺めで見たが、雲は比較的薄い、これなら大丈夫、雨は降らないだろう。2年以上も行ってない天川川合を目指して出かけました。弁天淵橋の近くのスペースに車を置いて、川合の発電所の方へ少し戻って弁天ノ淵を対岸から眺めてみました。以前、写真教室で訪れた懐かしい撮影ポイントです。イワツツジが咲き、流れが揺らぐたび、水の色が瑠璃色に変る中、群れ泳ぐアマゴの姿は以前と変わらぬ感じでした。

弁天淵橋を渡って、すぐ左の「川迫川渓谷遊歩道」へ入ります。少し、足元が濡れるところや小沢の飛沫を横切って、新緑が綺麗な木陰の道をゆく。カツラの古木など何度も眺めた景色なのに新鮮でした。飽きることない川迫川渓谷を眺めながら、関電吊橋を過ぎると、渓谷が視界から少し外れるようになって、道の右側から岩が迫るようになります。

昔の展望台跡を過ぎ、吊橋を渡りたら白倉谷への林道に出合う。道を少しくだってR309に出合うと右へ行けば“みたらい渓谷”の出合から弁天淵橋の車に帰ることができる。もう少し頑張って、熊渡のトサカオ尾吊橋跡まで行って“万ノ水谷”の隠れ滝を見て帰ることにしました。ここも、何度も撮影した事のある滝ですが・・・・。

頑張って歩いてきた“隠れ滝”は飛沫を光らせて期待した通りの姿で迎えてくれました。(小さな写真はクリックで拡大します)

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