3月24日(土)予てより行く予定が、のびのびとなっていた山上ヶ岳を訪れました。目的は新しく建て直された‟浄心門”を確認することです。本来なら、イの一番に訪れなければならない男(誰とは言わないが・・・)が煮え切らず、冬を越してしまい、加えて、鬼の霍乱というか柄にもなく花粉症?にかかってしまった相棒の症状回復を待ったため、このタイミングになってしまいました。
当初、春山とは言え3月、体力と自然条件を考え、洞川参詣道から行く予定だったが、‟軟弱すぎる!”という相棒に引きずられ、シブシブ五番関からのコースをゆくことに・・・(イヤ~ナ予感)。五番関へ上がるまでに若い4人パーティに追いつかれ、体力の無さを思い知らされる。五番関からは少しでも楽な横駈道を選ぶ。幸い雪は、ほとんど無かったが、谷筋にはクラストした残雪があり、トラバースには神経をつかいました。鍋冠行者から残雪が現れはじめ、先行者が1名しかいないと分かる。4人パーティは大天井ヶ岳へむかったようだ。
勝負塚山への分岐、古今宿までくるとブナの‟根掘れ”が春山の雰囲気を感じさせてくれる。バラバラと降りかかる氷片に見上げるとブナの梢で‟雨氷”がキラキラと煌き、実に美しく、三脚がはじめて役にたってくれた。
雨氷の梢を楽しみながら鞍掛岩近くまでくると、五番関を先に出た単独の先行者が戻ってきた。山上ヶ岳ピストンにしては早すぎるが「もう、山上ヶ岳から・・・」とたずねたら、鞍掛岩の上部2~30㍍のフイックスロープが雪に埋もれ、登れなかったため、戻ってきたという。
やっつぱり、イヤ~ナ予感があたった。「ピッケル持ってないし、帰ろ帰ろ」と言ってるのに、聞こえないふりして~ツ!「雪面がレインクラストしてるヨ~、下山がヤバイから」など、いろいろ言ってみたが無視されてしまった。またもシブシブついてゆく羽目になってしまいました。鞍掛岩からは展望は良いのですが結構、距離があり、コブも二つ三つ越えるから時間もかかって洞辻茶屋に着いたのは12時を過ぎていました。ダメモトで「山では12時過ぎてから新しい行動するのは厳禁、鉄則だから、ここから洞川道を下ろうヨ、」と言ってみたが、「これでいいのだ、予定通りの行動なのダ」と言捨て、サッサと陀羅尼助小屋へと行ってしまった。天気がいいから、マいいか。鐘掛岩を過ぎると残雪が一段と多くなって地面は雪の下になった。お亀石、等覚門、鷹ノ巣岩、西ノ覗き岩を過ぎたところで2人の若者にであった。もう、彼らの後は誰もいない。宿坊群への急坂を登り、雪に埋もれた龍泉寺宿坊の前を通れば、ようやく浄心門が見える。白い雪に真新しい黒塗りの門がひと際立派に見える。以前は柱に彫られていた発起人や寄進者の名前が金属板に記されていた。
目的を果し、すぐ先の妙覚門をくぐって山上ヶ岳にたどり着いたのは13時を過ぎ、遅いランチタイムの後、三角点、お花畑、日本岩を巡って、洞辻茶屋で鞍掛岩を避けるため洞川道を選ぶ、ヨレヨレになって清浄大橋へ下り着いた時には17時を少し過ぎていました。(小さい写真はクリックで拡大)。
=お知らせ=
日本初!撮影ポイント紹介写真講座でSHARP AQUOS 8K 70吋 CTVを使って紀伊山地の風景をご紹介します。
大阪あべのハルカス 23階 ハルカス大学セミナールームで4月~9月まで、毎月、第3日曜日10:30~12:00、「フォトクラブ大峰」の大峰・台高・紀伊山地の撮影ポイント紹介講座(無料)が開講します。
✰第1回、講座に参加されますと登山アスリートをサポートする‟アミノバイタル(試供品)”を先着70名がもらえます。
当初、春山とは言え3月、体力と自然条件を考え、洞川参詣道から行く予定だったが、‟軟弱すぎる!”という相棒に引きずられ、シブシブ五番関からのコースをゆくことに・・・(イヤ~ナ予感)。五番関へ上がるまでに若い4人パーティに追いつかれ、体力の無さを思い知らされる。五番関からは少しでも楽な横駈道を選ぶ。幸い雪は、ほとんど無かったが、谷筋にはクラストした残雪があり、トラバースには神経をつかいました。鍋冠行者から残雪が現れはじめ、先行者が1名しかいないと分かる。4人パーティは大天井ヶ岳へむかったようだ。
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雨氷の梢を楽しみながら鞍掛岩近くまでくると、五番関を先に出た単独の先行者が戻ってきた。山上ヶ岳ピストンにしては早すぎるが「もう、山上ヶ岳から・・・」とたずねたら、鞍掛岩の上部2~30㍍のフイックスロープが雪に埋もれ、登れなかったため、戻ってきたという。
やっつぱり、イヤ~ナ予感があたった。「ピッケル持ってないし、帰ろ帰ろ」と言ってるのに、聞こえないふりして~ツ!「雪面がレインクラストしてるヨ~、下山がヤバイから」など、いろいろ言ってみたが無視されてしまった。またもシブシブついてゆく羽目になってしまいました。鞍掛岩からは展望は良いのですが結構、距離があり、コブも二つ三つ越えるから時間もかかって洞辻茶屋に着いたのは12時を過ぎていました。ダメモトで「山では12時過ぎてから新しい行動するのは厳禁、鉄則だから、ここから洞川道を下ろうヨ、」と言ってみたが、「これでいいのだ、予定通りの行動なのダ」と言捨て、サッサと陀羅尼助小屋へと行ってしまった。天気がいいから、マいいか。鐘掛岩を過ぎると残雪が一段と多くなって地面は雪の下になった。お亀石、等覚門、鷹ノ巣岩、西ノ覗き岩を過ぎたところで2人の若者にであった。もう、彼らの後は誰もいない。宿坊群への急坂を登り、雪に埋もれた龍泉寺宿坊の前を通れば、ようやく浄心門が見える。白い雪に真新しい黒塗りの門がひと際立派に見える。以前は柱に彫られていた発起人や寄進者の名前が金属板に記されていた。
目的を果し、すぐ先の妙覚門をくぐって山上ヶ岳にたどり着いたのは13時を過ぎ、遅いランチタイムの後、三角点、お花畑、日本岩を巡って、洞辻茶屋で鞍掛岩を避けるため洞川道を選ぶ、ヨレヨレになって清浄大橋へ下り着いた時には17時を少し過ぎていました。(小さい写真はクリックで拡大)。
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