saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

小雲取越の如法山と百閒嵓

2024-03-02 17:50:29 | Weblog

天気予報では2月26日から28日の3日間の天気は良いと、予告していたので急遽、紀伊勝浦から青岸渡寺方面へでかけました。目的は2月末~3月初旬に咲くバイカオウレン(梅花黄蓮)の花を見たい!というわけである。この花、大峰の山麓では上北山村にも咲きますが群落の規模が小さい。フォトクラブ大峰のS氏の撮影した動画(YouTube)を観て、こんな大群落を見たことがなかったので場所を尋ねて行くことにしたのだ。車の運転に自信はないが、バイカオウレンの花を観たさに十津川村の某所へ訪ねた。
十津川村まで来たからには、小さな山歩きもしたい!欲張って、何度か行った小雲取越への如法山へゆくことにした。R168を熊野本宮大社から新宮方面へ向かうと、備埼橋の先でR311の“大日山トンネル”が現れる。その先で右に枝道かあるので、ここを選ぶ。
R168の請川橋を左上にみて、並行して架かる橋を渡ったら、直ぐ右折。次の分岐は“成石”で左折して十九良谷(つづらたに)沿いの道を小雲取越へ向かう。尾根へ出る手前あるトイレの駐車場に車を置いて、如法山と百間嵓をめざす。
 
小雲取越から百間嵓への道標が建つ広い道へ入ると、直ぐに左に分かれる道がある。如法山への稜線を登る道である。道といっても踏跡程度の山道で、あまり人が入っていない様である。
標高差200㍍程度の登りですが、尾根筋の直登なので、年寄には応えます。雑木林で視界のきかない登りです。登りきった如法山の頂(標高609㍍)は平坦ですが樹林に囲まれ、展望は望めません。山頂を辞して来た道を戻り、百間嵓を往復したら新宮から勝浦国民休暇村へとむかう。

翌日の天気も“晴れ”太平洋からの“日の出”は何度見ても飽きない。朝食を7時にとったら、まっすぐ那智大社・青岸渡寺にむかいました。青岸渡寺の階段道は下りが“応える”ので三重塔の方から車道を下るようにしました。途中、咲き残ったカワズザクラと見頃のミツマタの花を見ながら、ゆっくり下りました。

那智の滝は一昨日までの雨で水量が多く、今迄に無い迫力ある眺めでした。(小さい写真はクリックで拡大します)
   
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