saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

栃原岳から梨子堂

2023-03-28 18:15:22 | Weblog

3月19日(日)晴れ、上栃原旧バス停跡の正面が栃原岳への登山口がある。立派な石の大鳥居があり、山頂には猿楽発祥の地と伝えられる波比売(はひめ)神社が祭られている。
登り口の手前に小さな石の道しるべが「左くまの右五条」を示している。ここから山頂まで舗装路が続いている。大きく道がカーブすると両側に小さな梅林あって、ほのかな花の香りが清々しい。やがてシダが生える道を登って行くと、無線中継ANT塔が建つている展望台に着く。
      
展望台からは南から西に展望が開け、和歌山方面から金剛・葛城の山々が一望される。ここから杉の古木が立つ坂道を上がれば天平11年創建と伝えられる波比売神社拝殿の前にでる。栃原岳の山頂が拝殿になっていると聞いている。由緒ある神社に参拝したら来た道をもどるとしよう。
上栃原旧バス停跡までもどったら道を左へ200㍍程進み、樺の木峠の祠の前にでる。ここからハイキング道である。民家の前を通ってフェンス沿いにゆけば「里山ハイキング」の道標がある。小さな杉林を抜けると梅林が広がり、その先に龍門岳、高見山などの展望開ける。更に少しさきの民家に脇までゆくと、梨子堂の集落を一望することができる。もう何年も見なかった風景だが、今も変わらぬ桃源郷の様な眺めである。
    
梨子堂の村の十字路まで下りてれば、梅の良い香りいっぱいに包まれる。ここから広橋峠の梅林へは十字路を左に上り坂を選べばよいが、車を波比売神社の鳥居近くに置いてきたので今日は、ここで満足して戻る事にしよう。(小さい写真はクリックで拡大)

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広橋峠・梅の花情報

2023-03-03 16:57:06 | Weblog
広橋峠の梅が見頃になるのは、早い年で3月16日前後、遅ければ春分の日頃ですが、甘樫丘の梅が見頃になったので2月28日(火)広橋峠へ様子を見にでかけました。
売店下の駐車場には水溜まりを避けて3台が駐車していた。そこから見上げると紅梅が咲いているのが見えた。早咲きの枝垂白梅の他には、まだ白梅は咲いていないと思ったが、売店休憩所まで行ってみた。売店裏斜面の福寿草は例年通りに咲いていた。
     
ついでに毎年、梅の実を分けて頂くお宅を訪ねたら丁度、主人が出て来られるところだった。「今年もイノシシにワサビの葉を喰われた」と言っておられ、今年も売るもの無いという。期待外れになったが天気もいいので、咲き残った山茶花や満開のマンサクが美しい道を少し、散策して帰ることにしました。(小さい写真はクリックで拡大します)

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