saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

吉野山奥千本の紅葉

2022-11-26 11:51:20 | Weblog

今日(11月11日(金))は良い天気のようなので、吉野山奥千本の紅葉が綺麗だと聞いて出かけてみました。三脚も持たず、空身に近い軽装で電車を利用のうえ、青根ヶ峰の南山麓までタクシー利用と言う軟弱ぶりで、ここから愛染の宿、苔清水、西行庵と下って行く事にしました。
遠く奥高野の山々を望み、青根ヶ峰の西側を巻くように下って、愛染の宿にある東屋でティータイム。(と言えば聞こえは良いが( ^ω^)・・・)
ここから西へ山腹を絡む様に進み、新しく植えられた桜の幼木が植えられた坂道をくだると、芭蕉の句が残る “苔清水”に着きます。平坦になった道の先が奥千本の広場になっていて、休憩所と “西行庵”が“あります。紅葉が西行庵を包み込むように”三段染め”になって美しい。周囲は手入れされた吉野杉の林が眺められ、撮影スポットになっています。
     
しばらく、眺めを楽しみ、西行庵を後にして金峯山寺への急坂を手摺にしがみ付いて上がり、滑りやすい奥駈道分岐から境内の坂を奥千本口バス停へむかう。
鳥居から真っすぐ伸びる林道をあるき、紅葉が燃える様な高城山へと登りました。ここからの展望は西に金剛・葛城・二上山から生駒山系、東に高見山を木の間に望めます。更に、広場の北端からは百貝岳や青根ヶ峰を望むことができます。
    
展望に満足して、再び林道へもどって上千本へと向かいました。途中、水分神社に立ち寄り、花矢倉を経て、七曲りから中千本をくだって、蔵王堂へ行きました。

来年4月末に「フォトクラブ大峰」が創設35周年写真展を予定している吉野山ビジターセンターの聚法殿を覗いて、蔵王堂にお詣りして帰りました。(小さい写真はクリックで拡大します)

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高取山の紅葉

2022-11-23 10:45:23 | Weblog

高取山の紅葉は、まだ少し早いかも・・・と思いながら、11月19日(土)紅葉の様子を見に行きました。横着して、壺阪門口に一番近い八幡神社下まで車で行きましたが、まだ午前中の9時なのに片側駐車スペースは駐車する車でふさがっていました。ここから先、“七つ井戸”への林道は通行止めになっていました。
仕方なく林道を引き返してNTT中継アンテナ近くの駐車スペースに置いて、壺阪門登城口まで歩きました。壺阪門跡までの人工林の道は荒れていて、かなり歩きにくい道になっていました。
    
二の丸公園の東屋付近の紅葉は、まだ少し早い感じでしたが、“巽高取 雪かと見れば・・・”の石碑から三の丸跡、上の門跡付近は紅葉が始まっていました。
本丸跡広場は紅葉が見頃の木もあって“三段染め”が綺麗でした。吉野山、大峰山脈方面の山並みは霞んでいて、あまりハッキリしませんでした。基本測量点かある最高点など一巡して昼近くになると、人もドンドン増えてきて、上空に雲が多くなり出しました。
       

今年は、やはり“城祭り”の23日頃に訪れるのが最適期かも知れないナ、と思いつつ、二の丸公園までもどって、“七つ井戸”から林道への道を下り、帰りました。(小さな写真はクリックで拡大します)

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晩秋の又剱山

2022-11-07 16:38:06 | Weblog

大台ヶ原の紅葉も終焉を迎え、国道169号線の混雑も峠を越えたと思われる11月4日文化の日の翌日に狙いを定め、八十路を過ぎたジジイ3人、晩秋の又剱山へでかけました。
勿論、“介護人兼guide兼ドライバー”として確かな方に来て頂き、いまや“ボケ老人の手に余る”マニアルミッションのロングパジェロを運転してもらいました。
車は、ほぼ予定通り、上北山村を経てサンキリ峠から林道・橡谷西ノ谷線へ入る。サンキリ峠のトンネルを通り抜けたら、即、左折して稜線の道をゆく。紅葉の稜線ドライブ楽しみながら“山想遊行”のペナントがある又剱山南稜登山口へと向かいました。
途中、以前来た時、道標が朽ちて無くなっていた荒谷山登山口道標が、新しく設置されていました。これで、荒谷山の登山口が何処にあるのか分からない、と言う人も少なくなるでしょう。
      
荒谷山登山口から距離にして林道を600㍍程のところに又剱山の南稜登山口があります。登山口付近は紅葉が残り綺麗でした。
思いきりスローペースで最初の1220㍍無名峰へあがる。振り返れば荒谷山が霞んで見えた。ここで道は90度右折して、地形図で1136㍍と記された鞍部へむかいます。鞍部は穏やかな晩秋の散策路ですが、ここから又剱山西登山口が左から出合う鞍部まで、標高差300㍍の登りになります。
   
西登山口の出合からは標高差200㍍程で又剱山の頂です。ここからは、通い慣れた道を僅かに残る紅葉や大峰山脈を眺めながら山頂へむかい、大台ヶ原の全容を眺める事が出来ました。(小さい写真はクリックで拡大します)

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