saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

吉野山のアジサイ

2013-07-10 16:46:29 | Weblog
7月3日(水)吉野山の“紫陽花祭り”もピークを過ぎたが、紫陽花は今が満開。日当たりの良い場所は少し脱色している花もあったが、見ごたえのあるボリュームであった。何より、下千本の七曲が歩行者天国になっていて、写真撮影にはもってこいだ。
如意輪寺から竹林院までに点在する寺社の紫陽花にも、珍しいものや綺麗な花が多いのでタクシーで如意輪寺までゆく。
大阪から来られた方達は家を出るとき“ドシャ降りの雨”だったそうだが、吉野に着いたときには薄陽が射していた。楠公縁の寺では山門までの紫陽花が、まだ露を含み、満開寸前のベストコンディションだった。蔵王堂下で昼食をとる頃には、青空も見えて真夏日のようになったが、標高が高い分風も涼しく過ごしやすかった。
下千本の紫陽花は自然の種も多く、色彩も鮮やかだった。天気の良い日の紫陽花撮影になったが、霧や小雨の中、定番的な写真ではなく、工夫を加えた撮影が楽しめた。

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大天井ヶ岳

2013-07-10 16:14:51 | Weblog
7月1日(月)扇形山方面から眺めた小南峠、小天井ヶ岳などの景観と位置関係が以前と異なるように思え、青根ヶ峰から四寸岩山へでかけた。吉野大峰林道は黒滝方面分岐で去年から“通行止め”のままだった。勿論、黒滝方面も通行止めである。心見茶屋跡のモノレール小屋がある登山口から山道に入ったが、四寸岩山までの道は変わりなかった。四寸岩山山頂の西側から眺めると、扇形山より標高が高い分、小南峠、小天井ヶ岳などの位置関係が良くわる。扇形山付近からの眺めが、以前の印象と違ったのは、やはり里山の宿命でもある変化の早さ(植栽と生育、伐採、辿道の新設・廃道など)かも知れない。
四寸岩山から足摺小屋をへて、仁蔵小屋まで行って、水場と大天井ヶ岳横駈道を偵察してみる。横駈道は五番関から1kmほど手前、東側からの谷道“明夫道”付近が崩落、通行止めになっていた。まだ、帰るには時間が早いので、吉野古道がどうなっているか気にもなるので、歩いてみた。モノレール沿いの道は、祠のある台地から先が以前に比べ、歩きやすくなっていた。
大天井ヶ岳からの帰路は吉野大峰林道を歩いてみた。柏原山方面林道の分岐あたりまで来ると、雲の多かった空に青空も覗き、大天井ヶ岳の男性的な姿が美しい緑に映えていた。

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