saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

藤原京跡のコスモスが満開

2022-10-24 12:47:42 | Weblog

今年もコスモスの咲く頃となりました。藤原京跡のコスモス畑が見頃となったという新聞報道が数日前にあって一週間後、10月22日(土)雲の多い空模様でしたが、コスモス満開になった頃ではないかと思い、人が多いだろう事は覚悟で出かけてみた。
今年のコスモス畑は東側、古代蓮の畑近くを重点的に植えられているので、例年と違って何となく新鮮な感じがします。例年、西側に植えられていたので、西側の駐車場から歩いて来る人が多いようでしたが、新しく、古代蓮の田圃、北側にも駐車場が出来たようでした。
10時過ぎに出かけたのですが、何時もは空いてるはずの藤原京南の外れにある駐車場までが、残り数台しか置けないほどの車の多さでした。
   
藤原京跡の“赤い柱”が並んでいる南側にコスモス畑がひろがっていますが、少し離れた飛び地のような処に “赤い色と黄色”のコスモス畑がありました。そこは、あまり人が多くない感じでした。

一旦、お昼に藤原京跡を離れ、夕方、もしかして夕焼けになるかも・・・、と期待して出かけました。
人も少なくなっただろうと思っていたら、まったく逆で、若い人たちが大勢増えていて駐車場は何処も満車!暫く帰る車を待つ羽目に~。
    
雲が多くて、夕焼けは期待できませんでしたが、雲間に少し光芒か出たので、これを撮影してすぐに帰りました。コスモス畑には、まだ、大勢の人が残っていました。(小さい写真はクリックで拡大します)

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笠山の”蕎麦の花”

2022-10-02 15:38:05 | Weblog

明日香の彼岸花が咲くころ“蕎麦の花”も咲く事を知ったのは、数年前、明日香にも蕎麦があったからである。稲渕の棚田で彼岸花が盛りを過ぎた9月26日(月)のお昼近くになって、思いつきで、桜井市の笠山荒神近くで“蕎麦の花”が咲いている頃だ・・・と、出かけてみました。
因みに、笠山荒神社は桜井市の北東部にある日本最古の荒神山と伝えられ、空海が御神山(三輪山?)の閼伽井(あかい)の瀧で修行を積んだ事により、荒神の守護を得て、遣唐使留学や高野山設立を成し遂げ得たと言う伝説もあるという。また、笠山荒神は、生きることの難事を救い、正しき者の座右を助けて「大難を小難に、小難を無難に」するとも言われている。
   
笠の蕎麦畑は東に貝ヶ平山や額井岳、南には高見山を望むことができる。蕎麦畑丘陵地の中央部を県道247号線が通っていて、その左右一帯に白い蕎麦の花が咲き広がって、絶好のビュースポットとなっている。
この日の気温は29℃、慣れないコンパクトカメラ(SONY・RX10M4)の扱いに大汗をかいて、貝ヶ平山、額井岳を背景に撮影していると、NHK奈良放送局の人に「お話し、聞かせてもらってもいいですか?」と、声をかけられた。久しぶりの事なので少し戸惑ったが、何とか応答できたが短いレポートだったからon airされるかどうか?
   
陽射しが西に傾いたころ、ようやく涼しい風が吹くようになった、やがて空の雲が茜色に染まりはじめました。セピア色に変わりだした蕎麦の花、その向こう、山の端には月が浮かび、美しい景観となったが、帰る時間が来た。

蕎麦の花言葉「なつかしい思い出」をもって家路につきました。(小さい写真はクリックで拡大します)

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