令和2年になって間もなく、桜井の仙人から「筏師の道」の一つ、地蔵峠から浦向への道へ行こうと誘われていたが、変化に乏しいコースだし、あまり気乗りがしないので‟色よい返事“はしなかったのだが、南紀方面から‟ヤマザクラが咲き始めた”という知らせを聞き、「コロナウイルスで騒がしい時期だが、南紀方面でも比較的静かな瀞峡の「筏師の道」なら行ってもいい」と返事をしたら「春分の日」三連休の3月21日(土)に出かけることにしたと連絡があった。
この日は快晴、加えて「筏師の道」を歩いてみようという「エスカルゴ山の会」のメンバーも加わり、6人になったおかげで、「瀞八丁バス停」と「北山村休憩所(小松)」に車を配置して縦走可能になりました。
濃いヒスイ色の瀞峡を見下ろし、「瀞八丁バス停」から「筏師の道」へはいる。階段をのぼると、苔むす石畳の道がモノレール沿いに続き、途中で右へ、モノレールを跨いで田戸の集落から秋葉神社へゆく道と左へ斜上し、林道を横断して秋葉神社へゆく道にわかれる。田戸の集落からの方が展望は良い。
秋葉神社を過ぎると緩やかな登りになり、東野峠にでる。ここからは、やや急なジグザグの下りとなって、やがて高い立派な石垣が残る東野集落跡が左にあらわれる。やがて明るい疎林の斜面に満開のミツマタを見て、廃屋の前から分かりにくい踏跡をくだる。振り返れば青空にヤマザクラ映え、視界の悪さをうめ合わせてくいるようでした。フイックスロープが張られたガレ沢を二つ三つ横切り、立合川の吊橋を渡る。吊橋の上から覗くと、碧潭が息を飲むほど美しかった。
切り立つ立合川の左岸を巻きのぼり、ヤマザクラやミツバツツジが咲く雑木林をゆけば、大杉谷を彷彿とさせる。小尾根の上から初めて瀞峡の清流を俯瞰し、有蔵(あんぞう)集落跡を過ぎると5~6㍍の斜瀑、大谷の滝が岩盤を滑り落ちている。さらに植林の道を先へすすむと、苔むす巨岩のクラックから石清水が流れでているこのコース唯一の水場に着く。ここまで来ると小松茶屋跡は近い。
小松茶屋跡から小松橋への踏跡を探したが、荒れていて分かりにくい。距離的には1kmほど林道を余分に歩くことになるが、ここは廃屋下の真新しいフイックスロープのがある下滝道をえらび、R169の北山村休憩所へむかいました(3月21日現在、北山村休憩所(展望所)は閉鎖されていた)。
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この日は快晴、加えて「筏師の道」を歩いてみようという「エスカルゴ山の会」のメンバーも加わり、6人になったおかげで、「瀞八丁バス停」と「北山村休憩所(小松)」に車を配置して縦走可能になりました。
濃いヒスイ色の瀞峡を見下ろし、「瀞八丁バス停」から「筏師の道」へはいる。階段をのぼると、苔むす石畳の道がモノレール沿いに続き、途中で右へ、モノレールを跨いで田戸の集落から秋葉神社へゆく道と左へ斜上し、林道を横断して秋葉神社へゆく道にわかれる。田戸の集落からの方が展望は良い。
秋葉神社を過ぎると緩やかな登りになり、東野峠にでる。ここからは、やや急なジグザグの下りとなって、やがて高い立派な石垣が残る東野集落跡が左にあらわれる。やがて明るい疎林の斜面に満開のミツマタを見て、廃屋の前から分かりにくい踏跡をくだる。振り返れば青空にヤマザクラ映え、視界の悪さをうめ合わせてくいるようでした。フイックスロープが張られたガレ沢を二つ三つ横切り、立合川の吊橋を渡る。吊橋の上から覗くと、碧潭が息を飲むほど美しかった。
切り立つ立合川の左岸を巻きのぼり、ヤマザクラやミツバツツジが咲く雑木林をゆけば、大杉谷を彷彿とさせる。小尾根の上から初めて瀞峡の清流を俯瞰し、有蔵(あんぞう)集落跡を過ぎると5~6㍍の斜瀑、大谷の滝が岩盤を滑り落ちている。さらに植林の道を先へすすむと、苔むす巨岩のクラックから石清水が流れでているこのコース唯一の水場に着く。ここまで来ると小松茶屋跡は近い。
小松茶屋跡から小松橋への踏跡を探したが、荒れていて分かりにくい。距離的には1kmほど林道を余分に歩くことになるが、ここは廃屋下の真新しいフイックスロープのがある下滝道をえらび、R169の北山村休憩所へむかいました(3月21日現在、北山村休憩所(展望所)は閉鎖されていた)。
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