ただでさえ日時の感覚が忘れていると云うのに、連休中の振替休日だとか、いつも月曜日には来てくれているリハビリ療法士のTさんがどうして何も云わずに来ないのだろうと疑問に思っていて、それは振替休日だからだと答えを知らされないでいる処へ、四日も(いや三日かもしれない)この日記を書けないでいると、新たに書き始めた日記の日時が間違っているとの指摘を息子から受ける。もう6日に何をしていたか誰と話していたか食事のメニューはどうだったか?はすっかり忘れているけど、駅前の本屋にいけないもんだからアマゾンで頼んだ新刊の「カフカ短編集」と去年の夏に買ったのに誰かに貸したままになっている、そしてそれが誰だったか思い出せない「フェルナンド・ペソア伝」(沢田直 著)が届いたことは、現物が眼の前にあったり、カフカの短篇なんか夜伽になんかならないだろうと思っていたのになかなか離れてくれなかった「判決」があったりすると、現実と夢と妄想の世界が行ったり来たりする。