五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2016・11・10

2016-11-11 10:47:32 | 日記
ある人から「前回の芝居はイマイチだったけど、今回の芝居は素晴しかった」と言われる。別の人からは「今回はまぁまぁだったけど前回みたいな芝居だったら何度見てもいい」とメールがある。更に別の人には「一回ごとに出来不出来の差が顕著だね」とも言われる。作演出家としては今回の「喪服の女」が最高の出来だと終わった段階の今では確信する。けど、それは前回の「お棺発子宮行き急行列車」の時もそうだったし、前々回の「ホテルリスボン」(コレド再演版)の時もその前の「M家の人々Ⅱジャージャン」の時もそうだったから、今年一年に関していえば駄作失敗作がなかった処か、一作ごとに傑作度が増していると自負してしまうのだから最近の私は傲慢なんてもんじゃない。でも、作家の寿命を70歳までと勝手に決めて、いや生物体としての寿命だって似たりよったりだとすると、残された時間はあと一年を切ってしまったのだから多少の傲慢さはこの時期つきものだ。そんな次回作「M家の人々Ⅲ歌う女」の冒頭は暗転の中「君が代」が流れる処から始まる(どうだ?傲慢だろ?)そして冒頭の台詞は「なんだよ?そんな古臭い唄なんか歌っちゃって?」(と決めました)その後は……それだけです。傲慢だから勝手にそう決めたら後が続いて出て来ると思い込んですいるのです。皆様是非期待して下さい。そんな傲慢男の今日の老老ブレックファーストはステーキ肉の細切りピーマン炒めベリーリーフ添え、納豆、きゅうりの味噌漬け&キムチ、みょうがとネギの味噌汁。五反田に帰って見た映画は「小野寺の弟 小野寺の姉」(脚本監督・西田征司)録画しておいたバラエティ「あいつ今何してる?」(山下真司篇よかった)と「マツコ有吉の怒り新党」(相変わらず青山愛が苛められキャラが可愛い)5時に店に戻って鮭の白子と牡蠣の鍋で老老ディナー。鍋も美味しかったけど、箸休めにおいたナスの辛し漬けが最高。お客さんはポルトガル写真家のkさんが珍しく一人で来店。隣の広尾病院に入院中の友人を見舞った帰りだとか。そんな来店のしかたもあるのかと変な感心をしてしまう。夜半より雨。寒さ増す。寝る時に母にペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりに使えと持っていく。節約家の母は私の好意よりそう云う工夫に喜ぶ★テアトロジャージャン第九回公演「M家の人々Ⅲ・歌う女」(作演出・桃井章 )日時2017年3月16日(木)~3月20日(月・祭日) 出演・水沢有美、桑原なお、大塚みどり★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。
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