若夏の風物詩、那覇ハーリーが5月3日から5日までの日程で、那覇新港で開かれます。
船漕ぎ競争のハーリーは、漁民の航海の安全と豊漁を祈願する行事で、沖縄県内の各地で行われます。
那覇市は今年で35回目。ハーリーは中国から伝わったといわれ、那覇市では爬竜船(はりゅうせん)とよばれる中国風の舟を漕ぎます。那覇ハーリーは、毎年ゴールデンウィークの最大の楽しみで、大勢の人たちが繰り出し、にぎわいます。
3日は那覇市内の全中学校から男女36チーム、PTA18チーム、一般42チームが競いました。若夏の太陽が照りつけるなか、チームが次々に登場。1回に3チームで競います。
中学校の女子学生チームも、鐘たたきに合わせて、いっせいに力強く櫂を漕ぎ、競争を繰り広げました。岸壁には、各中学校の生徒や家族の応援団が陣取り、「がんばれー、がんばれー」と声援を送っていました。
舟を漕ぐには体力、腕力だけでなく、櫂を漕ぐのに全員がそろっているかどうかが大事。わが家の近くの中学校でも、水をためたプール際を舟に見立てて、みんなで櫂を漕ぐ練習していました。その結果、決勝3チームに入りました。
![028.jpg](http://kochifc.net/image/028.jpg)
4日には、爬竜船の体験乗船があり、最終日5日は、企業や同好グループなど57チームによる競争、そしてメインのハーリーとなる、伝統的な祈願のための「御願(うがん)バーリー」と、市内の那覇、久米、泊の3地区対抗の「本バーリー」が行われます。
![020.jpg](http://kochifc.net/image/020.jpg)
那覇ハーリーの期間には、同会場で沖縄県相撲選手権大会、人気劇団によるお笑いショー、若手芸人による漫才、ミュージシャンによるライブなど多彩な舞台もあります。
毎夜「音と光のファンタジー」(花火)が夜空を彩ります。連休が明けると、沖縄はもう梅雨のシーズンに入ります。
![031.jpg](http://kochifc.net/image/031.jpg)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます