団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

九州秘湯巡り(大分)

2022-12-17 | 温泉
中部国際空港(セントレア)から福岡空港へ始めて乗るLCCのJetstar。
名鉄電車の駅を降り第1ターミナルへの案内表示を見てターミナル2へ行くのだが10分以上歩き、思ったより遠かった。が値段を考えれば致し方なし。機内へもタラップを昇って入るという初経験。
機材は往復AIRBUS A320 席にモニターも無く、前の席との足元スペースも狭くこれがLCCか。大きな機体ではないので揺れが心配だったがそれ程揺れることもなく到着できホッ。


空港から天神に行きビジホで一泊。
翌日、九州自動車道玖珠ICを降りて九大本線沿いに走り九重小国方面に行くと最初の温泉が壁湯天然洞窟温泉。ここの共同浴場には日帰りで入ったことがあるが福元屋に宿泊するのは初めてだ。
名前の通り渓谷の岩盤が抉れその奥の足元から無垢で透明な湯が湧出している混浴天然温泉。



ちくま文庫の温泉旅行記(嵐山光三郎)ではここの温泉の記事があるが宿のご主人の話では能古島に移住した壇一雄がよくここへ来ていたとのこと。因みに嵐山光三郎は壇一雄の担当編集者だった。

2年前の豪雨で川が氾濫して宿の入り口まで来たが浴槽は完全に埋まってしまい復旧作業は大変だったようだ。
浴槽の形も少し変わっていた。足元から湧いている湯は38度位とぬるいので1時間2時間は平気で入っていられるが出る時は寒くて大変だ、家の中の内湯に慌てて駆け込むことになるが、とにかく半端なく透明な湯には言葉も出ない
上流ではまだ復旧工事が続いており川は濁っている。確かに夏なら壇一雄のように温泉と川に交互に入ることもできる訳だ。

この近くに川底温泉もありそこも素晴らしい温泉だがやはり豪雨の影響で休館中となっていて行くことは叶わず残念だった
で特筆すべきはここの食事だ。豊後牛や馬刺しなどの懐石料理が美味かったのだが、米がめちゃくちゃ美味く、これほど美味い米を食べたのは初めてだ。

山の旅館の定番の川魚料理のヤマメやイワナだが実はそれ程うまいと思ったことは無いが、ここでは本当に焼きたての熱々のヤマメがでてきてうまかった

湯上りのビールを呑み、そして焼酎をたらふく呑んでうまい料理をいただきそしてまた風呂に入って、布団の上で寝転んでダラダラ過ごせば日々の瑣末なことから解放され極楽だ。

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