今月の新月期は丁度連休と重なり、しかも良い天気が続くという天体写真を趣味にしている人にとっては絶好の機会だった。生憎自分は出かけることができず連休が終った14日にチャンスが巡ってきた。月も大きくなりつつあったのだがこの機会を逃すと冬の星雲が撮れなくなってしまうので出かけることにした。山に行くのも12月以来2ケ月振り。
標高500Mほどに位置する元気村も昨日の朝は雪が残っていたがHPを見ると朝方にはすっかりなくなっており、暖かな陽気が影響したようだ
夕方現地に着くと雲も無く防寒着を着て準備していると汗ばむくらいだった。南の空に高くオリオンの三ツ星があり空は春の空だ。沢山ある冬の散光星雲ももう撮影できる対象は限られているがこの日の最初はIC2177の「カモメ星雲/Seagull nebula 」
画像処理はいつものpixinsightを使って行ったが久し振りで手順をミスったり散々、 物忘れのスピードが半端ないことを改めて実感するばかり
IC2177
2月14日 愛知高原元気村
機材 Borg71FL+7872レデューサー / EQ6Pro
カメラ SV405CC −5℃ sv220フィルター 300秒×Total18枚(90分) ゲイン300 オフセット10
ASI120MM/PHD2でガイド撮影
撮像ソフト N.I.N.A.
画像処理 Pixinsight Affinity Pho
↓はPixelMathの演算子はどう使うのかなあと調べている内にあったカラーカメラで撮った画像をいかにもモノクロカメラで撮ってハッブルパレットで処理したような色合いになるプロセス
Narrowband Normalizationを紹介されていたのでHOOを使ってみた
相当複雑なプロセスのようで中身はサッパリだが興味を惹かれる色合いになった