自分の持っているskymemo Sはノータッチで撮ると広角レンズを使っても精々1分しか追尾できない。
これを何とか1軸ガイドで135mmレンズで3分程度追尾できないだろうかとこの前ガイドテストしてみたがどうしてもうまくいかない。1分でも流れが目立ってしまう。
この原因はカメラの位置によってバランスがとりずらくそのせいだろうと目星をつけ今回はウエイトを1kgのものから1.9kgに変えてテストしてみた。
機材を全部セットして重さをはかると4kg強、skymemo Sの搭載重量限度は5kgとなっているが果たして・・・。
ウエイトを重くしたことによりバランス取りは割と簡単に取れるようになった。
微動雲台の上に本体を載せ専用アリガタ+ウエイト、そして自由雲台にカメラ、そしてオートガイド用にはアクセサリーシューに赤缶(レンズは50mm)でガイドして
みる。
家の周囲は市の運動公園のナイターの照明で明るい空なのでiso100まで落としカメラに90mmレンズをつけて1分撮ってみると流れていない、で3分にしてみると。やっ
ぱり流れていないよ。
ガイドグラフは1軸ガイドなのでDECはoffに設定し修正が入らないので極軸を合わせてもだんだんずれが目立ってくる。
RAは盛んにPHD2から修正信号が入るが概ね0.5ピクセル以内に収まっている。
それではと、カメラをM42に向けて露出5分に設定し撮ってみると・・・流れておらず星は点像になっておりガイドがうまく行っているようだ。
撮った1枚をレベル調整のみ補正した画像。ピントが合っていなかった。
ウエイト交換でうまくバランスが取れるようになったのが功を奏した様だ。
間もなく新月期に入ってくるので暗い空で試してみよう。