ふるぼう知生(ともお)の活動報告

わたくし、古坊知生(ふるぼうともお)の日々の活動を皆さまへお伝えするコーナーです

PHP総合研究所主催 政策力アップ講座

2010年08月09日 | Weblog
 8月9日、本日は午前中に写真の配布をしながら挨拶回りをしました。一通り終了したことになりホッと一息というところでしょうか。

 午後からはタイトルにあるような勉強会に参加しました。今日のテーマは「公共施設白書による実体把握と改善策の検討」と「指定管理者制度でコスト削減を目指す間違い」でした。

 特に公共施設の老朽化に伴う整備計画を立てるために施設白書というものを作り、どれくらいの予算が必要で、自治体の財政規模からみて適正かどうか、適正でないなら何を削るか、というようなことを議論すべきとのご指摘は大変納得のいくものでした。

 私は予算要望書を提出する時にも、地域の代表としてはなかなか発言することは勇気のいることだが、客観的に見て、これだけの公共施設を整備する為の財源を考えたとき、施設の利用料も上げることも視野に入れ、かつ余剰金が出たら、施設整備基金を創設するということも検討すべしと言っています。

 地域住民の方々は施設の利用料は安くしてくれというでしょうし、またあちらの地域にはこんな施設があるのに、この地域にはないから整備してくれという要望もあるでしょう。地域の代表ですからそのご意見は大切にしなければなりませんが、豊島区全体の予算・財政規模を考えたときに、何を優先すべきかということも考えなければならない難しい問題です。地域に説明でき、納得してもらうだけの材料として、白書というものを活用すべしというお話でしたが、理想と現実のギャップは大きいなと感じました。

 区議会議員は地域の代表という側面と、区民の代表という側面をもっています。地域の代表として地域の意見を推し進めることは簡単ですが、豊島区全体からしてみると、地域のエゴということになることもあります。このへんのバランスが難しいなといつも感じていますが、でも私はできる限り理想を追い求めて行きたいですね。地域の要望が豊島区全体に良き影響を与えるものとなっているのが一番ありがたいのですが・・・・。
コメント
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