5月26日、本日は午前中から豊島消防団のポンプ操法大会があり、見学をしました。どの分団もきびきびした態度で、素晴らしい演技でした。第5分団が優勝しましたが、都大会に参加されるとのこと。頑張ってもらいたいですね。
さて、今日は最近問題になっている西武対サーベラスの問題について豊島区議会で事件が起こったので詳しく報告いたします。
今日は写真ではなく、議会に提出された議員提出議案第7号そのものをスキャンして掲載しました。一読してもらえればお分かりですが、池袋駅は西武池袋線の始発駅・終着駅でありまして、大変重要な路線であることは豊島区民の誰もが認めることですね。そして西武ライオンズも地域の球団として関連地域には欠かせない球団であることは誰しも否定できなことだと思います。
米投資ファンドサーベラス・グループは西武ホールディングスの筆頭株主という立場で、西武秩父線を含む5路線の廃止と西武ライオンズの売却を要望しているとの報道を受けて、高野之夫豊島区長は4月の早い時期に、そのようなサーベラスの要望に断固反対の意思を表明しました。
今回の臨時議会のタイミングで、日本共産党豊島区議団が豊島区議会においても区民のために議決をして姉妹都市である秩父市を応援しようと正副幹事長会で提案をし、各会派が持ち帰って検討した結果、私たちの会派はもちろん賛成でしたが、他の自民党・公明党・自治みらいが提案には乗れないと表明。仕方なく、共産党と私たちの会派で共同提案という形をとり、23日の本会議で採決をしたのですが、反対多数で否決されました。
私は今回の与党といわれる会派の行動をどうしても理解することはできません。与党というのなら、区長の行動と同一行動をとらなければなりません。それもせず、そして区民の利益という観点から考えてもまるで逆行している行動と言われても仕方ありません。いったい何のために、誰のために政治を行っているのか。とても悲しい気持ちです。どうしてこうなるのでしょう。共産党が提出してきた議案には賛成をできないという理由しか私には思いつきません。もしそれが本当だとしたら時代錯誤も甚だしいですね。いまだにそんなことをやっているのかとあきれるばかりです。私はこういう党利党略ばかり考えて、真に区民のことを考えていない議会を変えていきたいのです。
多くの方々にこのことは知ってもらいたいと思います。共産党の提案した文言に賛成しかねる表現があるという言い訳をされても困るので、全文を掲載しました。皆さん、本当にこれが議会の実態ですよ。高野区長だって、秩父市長に対してメンツ丸つぶれでしょう。それで与党だというんですから。呆れてものが言えません。党利党略ではなく、私利私欲でもなく、真に区民の利益を考える議会を作るために、私たちの闘いは今後も続きます。皆さんと共に。