ふるぼう知生(ともお)の活動報告

わたくし、古坊知生(ふるぼうともお)の日々の活動を皆さまへお伝えするコーナーです

エコサイクル ~最先端の自転車駐輪場を見学~

2010年08月05日 | Weblog
 8月5日、本日は午後から品川区まで行き、最先端の自転車及び自動車駐輪場を見学してきました。「エコサイクル」という言葉が示す意味は、地上は自転車の入庫のスペースだけにとどめ、自転車は地下に保管するという優れモノです。

 指定された場所へ行くと、DVDなどでエコサイクルの設置方法や実績等を説明してくれました。終了後、近くの現場に連れて行ってもらい、現地でさらに説明を受けました。塗装も形態も自由ですから、街並みに合わせた色合いやスタイルが工夫でき、何よりも周辺と違和感のないものになっていますし、狭いスペースに100台とか200台とかという規模で自転車が収納できるというのが何よりも魅力です。

 大塚駅に関しては、南口の駅前広場の地下に1000台規模の駐輪場を設置することが決定していますが、私が期待し、また議会でも申し上げているのは、新大塚駅など駅の近くに駐輪場を作るスペースが見当たらない所における駐輪場問題の解決です。私は個人的にはこのエコサイクルというのが良いと思って提案しているのですが、役所においては、建設コストやランニングコスト面において不安を抱いているらしく、なかなかイエスといってくれません。特に財政状況の厳しい豊島区ですからなおさらです。

 しかしこれからの社会は何と言っても環境重視ですから、自動車も電気自動車になったり、自動車よりも自転車を選ぶ方も増えるのではないかと予想されるので、駐輪場の整備というのが環境・エコという観点からより重要になってくると思います。その考えにぴったり当てはまるのが、このエコサイクルだと思うのです。

 質問をして詳細にお話を聞きましたが、あちこちでトラブルが発生しているようだという区の認識の部分は、現在だいぶクリアされていると思いましたし、欲を言えば、子育てをしているお母さんの自転車が企画外のサイズだった場合にも収納できるようになればいいなという思いはありますが、それも改善を目指して努力しているということでしたので、また区に報告をしてその良さを訴えていこうと感じました。

 未来を見据えた交通戦略という観点が必要です。今日は大変有意義な見学をさせてもらいました。スタッフの皆さん、酷暑の中お疲れ様でした。
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