まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

厳しい稜線歩き、鎌倉寺山

2024-05-20 13:23:48 | 日常
(行程の地図・赤い線を歩きました。)
令和6年5月18日
今日、今週末に案内を依頼されている鎌倉寺山の下見に行きました。
この山はシャクナゲで有名ですが、南峯の稜線上の岩場に「マメヅタラン」は生えて居るのを見に行きたいとのこと。
鎌倉寺山はクライミングの歴史は古く私がクライミングを始めたころはよく登ってました。上達してからは向かい側にある牛岩のルート開拓に励んだ思い出がありました。天応、三倉岳に比べ規模が小さくマルチピッチの練習ができないので訪れる人が少ないのでしょう。鎌倉寺山は標高差400m、一周4キロの小さな山塊ですが全山岩場という感じでタフなコースでした。今までアルプスに行くときは天応のアイゼン尾根で訓練していますが長距離緊張感を持って歩く訓練にはこちらのほうが適していると思いました。
(馬の背の先端部分)
今日は無料の駐車場に乗用車15台、マイクロバス1台とにぎやかでした。交通の便が悪いので志和口駅からきて縦走するより関川の南登山口から登り同じところに降りてくるほうが便利なのです。団体で来られた人のブログには「二度と来たくない山」に記録したと記してありましたから苦労されたのでしょう。登山口(標高200m)から急坂が始まり、稜線(標高400m)に出ると馬の背の危険な個所があり、稜線上は岩場が連続して登ったり下りたりの難所が続きます。滑ったりして落ちれば下まで落ちますからただではすみません。私は稜線上を歩きましたが巻き道もあつたのでしょう。緊張を強いられます。私も槍が峰(標高537m)までと思いましたが岩場の道を引き返すより権兵衛山(標高575m)までもう一登りして牛岩登山口に下るほうが時間的にもまた楽のように思い、そのように一周コースを実行しました。
最近では一番厳しいコースでした。
(稜線から足下に町が見える。如何に急かわかりますね)
目標のマメヅタランは皆さん初めてでどこかよくわかりませんが岩場を下るロープのそばに生えているようですから多分見られることでしょう。
(マメツダラン 咲いているとよいのですが。天候不順ですから果たして見れるかな。)
アルプスを目指す人なら岩場の訓練もできますがお花を見るのが趣味の方ですからゆっくりと安全を心がけて登りたいと思います。
どうか良い天気でありますように、マメヅタランに会えますように祈っています。

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