まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

広島交響楽団 定期演奏会に行く

2018-10-07 23:47:12 | 日常

平成30年10月7日(日)

心配された台風25号も大した被害もなく通過したが台風一過の秋晴れとゆかずフェーン現象の為か関東では真夏の暑さ続き,ご当地も蒸し暑くすっきりしない天気です。今日は広島文化学園HBGホールで開催された広響の384回目の演奏会に行ってきました。指揮者は広響音楽総監督の下野竜也氏、曲目はいずれもチェコの作曲家のスメタナの「わが祖国」よりブラニーク、フサの「プラハ1968年のための音楽」など4曲です。チェコの音楽に傾倒する指揮者の得意とする作品です。演奏会の前に30分ほどティーパーティがあり作品の聞きどころなどの説明を受けていたのでよく理解できました。諸外国から侵略され続けたボヘミア(チェコ)の歴史を描いたものでいわば独立の戦いの歴史を表したものですから激しい調子の音楽でした。プラニークはかって独立を求めて蜂起した民衆が亡くなった土地であり、1968年とは民主化を求めた「プラハの春」が起きた年です。アメリカにいたフサが応援のメッセイージを込めて作曲したものです。生演奏は迫力が違います。会場全体に響き渡ります。さらに視覚が加わります。演奏者の動作・表情が伝わります。思わず指揮者の大げさな指揮ぶり注目が集まります。指揮棒の先から音楽が湧き出てきます。1分間に60回あまりタクトを振りさらにボディアクションが加わります。正味1時間以上タクトを振るのですから大変な労力です。その熱意は私の頭にずんずんと入ってきます。脳細胞が活性化されるのがわかります。心地よい刺激、これが感激というものでしょうか。よい絵画を見ても、山に登り素晴らしい光景の見ても感激します。感激は脳を生き生きとさせよい気分に元気にしてくれるということですね。芸術は文化であり、維持するには多くのお金がかります。私にできること、ささやかながらサポート会員ならできそうです。下野さんはNHK大河ドラマ「西郷どん」のテーマ曲を演奏しているNHK交響楽団を指揮されているそうです。ご出身が鹿児島ということも関係しているのでしょうか。

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