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蓄電池で電気代2割カット、燃料電池+太陽電池で9割カット! - 原発停止で飛躍的に進歩する省エネ

2012-12-20 | いとすぎの見るこの社会-地球環境を考える
原子力利権勢力の活断層調査がいかにいい加減か白日の下に晒され、
原発再稼働が一部の特定層の利益のために唱えられていることが
原子力規制委員会からも指摘された今、
自家発電と省エネ分野で日本が大きく進化する時が来た。

ロスの大きい非効率的な大型火力ではなく、
分散型で震災に強く、エネルギー効率の高い
新しいエネルギー・システムが構築され利権勢力を一層追い詰めるだろう。

セブンイレブンは蓄電池導入でコンビニ店舗の電気代を最大2割カット、
JXは集合住宅向けに何と電気代を最大9割カットするシステムを構築すると言う。

当ウェブログが何度も主張しているように
コージェネ導入でも膨大な省エネが可能になる。
コージェネ・自家発電・蓄電池の組み合わせが益々増え、
輸入燃料費を大幅削減し日本経済を支えることになる。

 ↓ 家庭用なら自動車の蓄電池を利用するようになる筈

走りながら発電するEV、住宅に電力供給できるPHVが登場! - 蓄電池の本命市場はEVとPHV
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/a8b5dd1f32b62da9e828f93b63ba522d

 ↓ 日本の省エネ技術の進歩は凄まじく、「乾いた雑巾」説は真っ赤な嘘

材料コスト40分の1の新型LED開発に成功、シリコン製で明るさ3倍 - 東大の大津教授と川添研究員ら
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/e91c24558a796f9fd82715f62999e3e2

▽ 日本は世界最高水準の省エネ技術を充分に活かしていない

『ニッポンの環境エネルギー力 ―IT産業立国からエコ産業立国に大変身を遂げる「日本の底力」』



蓄電池で電気代を最大2割減 セブンイレブン、まず100店に(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF1105K_R11C12A2MM8000/
”セブン―イレブン・ジャパンは蓄電池を店舗に設置する。まず来年2月末までに100店で導入し全国に広げる。夜間に充電し空調を多く使う日中に使用することでピーク時の消費電力を抑え、電気代を最大2割減らす。電力各社の値上げに対応するほか、災害時に停電しても1日程度は営業できるようにする。
 導入するのは容量27キロワット時の京セラ製の鉛蓄電池で、価格は1台百数十万円。〔以下略〕”

いい話だが太陽電池を併用した方が賢く、コストも下がるだろう。
発電のできない蓄電池は投資回収に時間がかかるからだ。
高性能・低コストの蓄電池の技術開発が待たれる。


マンション電力購入量、最大9割減 JXエネが自給支援(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD08033_Y2A201C1MM8000/
”石油元売り最大手のJX日鉱日石エネルギーは2014年度にも集合住宅向けに電力自給率を大幅に高める電力システムの請負事業を始める。ガスで発電する燃料電池と太陽光発電装置を提供。マンション1棟が外部から購入する電力量を最大9割減らす。残る電力も東京電力など大手より安く提供して各戸のエネルギーコストを減らす。新たな電力サービスとして注目を集めそうだ。〔以下略〕”

JXが燃料電池を利用した凄いシステムを開発している。
良い話だが燃料電池を使う限り初期コストがまだ高過ぎる。
現時点ではホンダの小型コージェネを使うシステムの方が賢い。
ホンダの奮起に期待したい。

▽ ホンダ等のガスコージェネを詳しく解説

『原発ゼロ社会へ! 新エネルギー論』(広瀬隆,集英社)


燃料電池のポテンシャルは確かに期待できるが、高価な触媒等において
更なるイノベーションがない限り普及は望めない。
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