メスリ山古墳

　桜井茶臼山古墳等と共に鳥見山古墳群に属します　撮影日；2008.2.1　

　「東出塚古墳」「鉢巻山古墳」とも呼ばれてきました

　全長224ｍの前方後円墳です
　後円部は3段造りで径128ｍ・高さ19ｍ、前方部は2段造りで幅80ｍ・高さ8ｍ

　築造は4世紀前半頃

　昭和55年3月14日に史跡の指定を受けました

★所在地；桜井市高田字メスリ100他
★交通；ＪＲ桜井駅より　徒歩25分
★駐車場；
★入場料；見学自由
★問合せ；0744-42-9111

　墳頂部には、全長8ｍの第1竪穴式石室と、東横に副葬品のみを収めた第2竪穴式石室が有ります
　周りには、方形に大型円筒埴輪が立てられていました
　
　第1石室は盗掘されていますが、鏡・玉・剣が残っていました
　第2石室は末盗掘で、多量の鉄製武器類が発見され、王者のシンボルである玉杖も出土しています

　磐余地域の前期古墳として最大規模を誇ります
　阿倍氏の祖「オオビコ」の墓説もあります


　南東へ15分ほどの所に聖林寺が有ります