奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

奈良市役所

2008年07月29日 | 名所
 平城宮跡の南東側に有ります 撮影日;2007.4.25 

 現在の庁舎は昭和52年(1977)2月11日に落成

 猿沢の池の南に在った旧庁舎跡地はならまちセンターになっています 

★所在地;奈良市二条大路南1-1-1
★交通;近鉄新大宮駅より 徒歩10分
★駐車場;来庁者用 250台
★開館時間;8:30~17:15
★問合せ;0742-34-1111

 一階エントランスにある「遺跡ギャラリー」の中央に
 平城京復元模型や一部遺跡出土品も展示してあります

 秋には、入口前で「平城宮跡菊花大会」も開催されます 


 参考;奈良市ホームページ

奈良テレビ放送

2008年07月28日 | 名所
 奈良市の北部、自然豊かな丘陵地に有ります 撮影日;2007.7.27

 昭和48年4月1日に
 学校などに向けた教育放送を行う事を目的とした放送局として開設されました
 2004年10月22日に、現在の本社・演奏所として使用されている新社屋が竣工

 テレビ東京系列の番組を番組購入の形で多数放送します

 コールサインはJONM-TV
 全国独立UHF放送協議会に加盟する独立UHF局
 関西のテレビ局では最後に音声多重放送を開始した局 
 「民放127局経営力ランキング」では127位(最下位)

★所在地;奈良市法蓮佐保山3-1-11
★交通;近鉄奈良駅より 徒歩25分
    バスでドリームランド前下車 徒歩2分
★駐車場;無料
★入場料;無料ですが、申し込みましょう
★問合せ;0742-24-2900

 サービスエリアは奈良県のほぼ全域と京都府宇治市・三重県名張市及び伊賀市の一部・和歌山県橋本市及び紀の川市・大阪府四條畷市田原台地区等 

 火曜日放送の「気ままに駅サイト!」(22:00~22:30)は人気番組

 キャラクターは『たしか君』と『もしかちゃん』
 (芳岡ひでき氏のデザインです)
 

奈良テレビ放送
 ←クリックすれば拡大します

 参考;奈良テレビ放送のホームページ
  芳岡ひでき氏オフィシャルサイト

 鴻ノ池運動公園の北部に有ります

航空自衛隊奈良基地

2008年07月27日 | 名所
 滑走路すら有りませんけど・・・ 撮影日;2008.4.25

 航空自衛隊の幹部自衛官となるために必ず入校する全国唯一の学校です
 
 昭和18年に厚生省西部国民労働訓練所が、この地に開所
 昭和20年の終戦から米軍駐屯(~昭和31年9月まで)
 昭和31年11月に幹部候補生学校が防府から移駐して、奈良基地開設
 昭和32年3月に幹部候補生学校が完成

★所在地;奈良市法華寺町1578
★交通;近鉄奈良駅より 航空自衛隊行きバスで終点下車 すぐ
★駐車場;周辺には有りません
★入場料;タダですが、突然行っても入れません
★問合せ;0742-33-3951

 基地の見学は原則として月~金(祝日を除く)8:00~16:30の間ですが
 事前の申込みが必要です(見学を希望する日の3週間前までに連絡)
 (所要時間は約60分程度)

 平城宮跡の北東の宇和奈辺古墳小奈辺古墳ヒシアゲ古墳「磐之媛命陵」に囲まれます
 古代から天平への歴史を伝える多くの史跡に囲まれた環境にあります


 参考;航空自衛隊奈良基地のホームページ

 法華寺不退寺海龍王寺も近くです

御蓋山「春日山」

2008年07月26日 | 史跡
 御蓋山(みかさやま)は太古からの霊山でした 撮影日;2008.7.10

 「春日山原始林」として、世界遺産(「古都奈良の文化財」)の一部に登録されています

 若草山の南にあり、別称「春日山」
 標高は294m

 山頂に、春日大社第一の祭神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)が768年に白鹿に乗り天降ったとされている神跡があり、「本宮神社」が祀られています 

★所在地;奈良市春日野町
★交通;近鉄奈良駅より 徒歩30分~
★入場料;入山不可
★問合せ;

 承和8年(841)に神山として狩猟と伐採が禁止され、以来春日大社の聖域として保護されています

 国の特別天然記念物に指定されている「春日山原始林」(約300ha)は
 カシやシイ類などの常緑広葉樹林を主体とした原始林です

 貴重な植物やシダ、コケ類、珍しい鳥類、1000種以上の昆虫が生息しています
 町に近い為、動物の種類はそれほど多くはないのですが、モリアオガエルやカスミサンショウウオなどの珍しい生物も生息しています


 参考;世界遺産 infoのページ

 西麓には春日大社が有ります

NHK奈良放送局

2008年07月24日 | 名所
 周辺には古い町屋も多く見られます 撮影日;2008.7.10

 昭和12年に大阪中央放送局奈良出張所開設(奈良市光明院町)
 昭和26年に奈良放送局へ改称
 昭和27年に奈良市登大路町
 昭和46年に奈良市鍋屋町へ移転、FM放送局開始 

★所在地;奈良市鍋屋町27
★交通;近鉄奈良駅より 徒歩10分
★駐車場;有ります
★問合せ;0742-26-3411

 見学は(平日のみ)、団体のみ一週間前までに申し込めば可能です

 奈良県文化会館の裏手に有り、奈良県立美術館のすぐ近くです

 画像は奈良県庁展望台より


 参考;NHK 奈良放送局のホームページ

吉備塚

2008年07月23日 | 古墳
 笹に覆われた小さな古墳です 撮影日;2008.7.10

 直径約25mの丘ですが、円墳か前方後円墳かは不詳
 埋葬施設は、並行して南北に2つ有りました

 奈良教育大学構内の北側にあって
 奈良時代の貴族で右大臣の『吉備真備の墓』だという伝承が江戸時代からあります 

★所在地;奈良市高畑町
★交通;JR・近鉄奈良駅より 
    バスで高畑町下車 すぐ
★駐車場;
★入場料;タダですが、許可を得ましょう
★問合せ;0742-27-9105(奈良教育大学)

 2004年2月の発掘調査で、直葬された木棺2基、6世紀前半の太刀や銅鏡、馬具の部品が出土
 太刀には人物像が象眼され、全国で始めてのケースとした話題になりました

 この付近には吉備真備の邸宅があった?とか・・・


 参考;大倭穴友会のページ
 第二次吉備塚古墳発掘調査速報のページ

壺井八幡宮の楠木の巨樹

2008年07月22日 | 天然記念物

 根元の太さは
 すごい存在感です

 推定樹齢は800~1000年

 大阪府指定天然記念物です

★所在地;羽曳野市壺井605-2
★交通;近鉄上ノ太子駅より 徒歩18分
★駐車場;有ります(無料)
★入場料;見学自由
★問合せ;0729-56-2824

 壺井八幡宮の境内は
 大阪みどりの百選にも選ばれています 


 撮影日;2008.6.13



大僧正隆光の墓

2008年07月21日 | 碑・塚
 非常に小さな墓で、痛みが激しく割れが目立ちます

 撮影日;2008.6.13 

 徳川5代将軍綱吉の護持僧として権力を振るった人の分骨墓です

 悪法として世人の不満を買った『生類憐みの令』は彼の発案だとされます
 綱吉の死後は、かって再興に尽力した通法寺の住職に左遷されました

 隆光は奈良・超昇寺で亡くなった折
 当地の人々がお世話になったことから、分骨墓として建立したと伝わります

★所在地;羽曳野市通法寺
★交通;近鉄上ノ太子駅より 徒歩25分
★駐車場;有りません
★入場料;見学自由
★問合せ;072-958-1111(羽曳野市教育委員会)

 隆光大僧正は慶安2年(1649)現在の奈良市二条町の生まれ
 長谷寺等で学んだ後、江戸で関東新義真言宗本山の「護持院」を創設しました

 元禄年間、通法寺再興の時、多田義直の上表の際に柳沢吉保と共に尽力
 桂昌院の援助で大和の社寺修復に尽くし、永禄10年(1567)松永久秀が焼き、142年間雨ざらしの大仏殿再建に尽力しました


 源頼信の墓の傍に通法寺歴代の僧の墓が並んでいます


 本墓はこちら⇒隆光大僧正墓

源氏三代の墓

2008年07月20日 | 史跡
 源頼信・頼義・義家三代の墓が、通法寺跡を中心に点在しています 撮影日;2008.6.13

 【源頼義の墓】は通法寺の境内に有ります

 源頼義は源頼信の長男、永延2年(988)~承保2年(1075)

 父頼信に従い平忠常の乱を鎮圧し、早くから坂東の武士に名声を得た
 前九年の役の勝利により東国での源氏の棟梁としての地位は確固たるものとなった

 墓前の灯籠(奥の方)は、元禄15年(1702)再建の際、柳沢吉保が寄進したもの
 晩年剃髪し伊予入道と称されたそうです 

 
 【源義家の墓】

 源義家は頼義の長男、長暦3年(1039)~嘉承元年(1106)

 八幡太郎と号し
 前九年の役では父とともに安陪貞任を討ち、出羽守に任ぜられた
 後に陸奥守兼鎮守府将軍となり、後三年の役を平定

 【源頼信の墓】

 源頼信は源満仲の三男で頼光の弟、安和元年(968)~永承3年(1048)

 晩年には従四位上・河内守に任ぜられ、この壺井の里に本拠を構え土着
 河内源氏の祖となっています

★所在地;羽曳野市通法寺
★交通;近鉄上ノ太子駅より 徒歩20~25分
★駐車場;有りません
★入場料;参拝自由
★問合せ;072-958-1111(羽曳野市教育委員会)


 通法寺跡から約200mほど東の丘の上り口に「源頼信 源義家墓」の石碑が建っています
 この丘を登っていくと、頂上付近に源義家の墓があり、頼信の墓は更に数10mいったところに有ります

通法寺跡

2008年07月19日 | 史跡
 河内源氏の菩提寺だったそうです 撮影日;2008.6.13 

 明治初年の廃仏毀釈で廃寺となりました
 建物の一部が残っています
 寺跡は国指定の史跡です

 境内に源頼義の墓があります

★所在地;羽曳野市通法寺41-12
★交通;近鉄上ノ太子駅より 徒歩20分
★駐車場;
★入場料;見学自由
★問合せ;072-958-1111(羽曳野市教育委員会)

 「通法寺」は石丸山と号し、かつては壺井八幡宮の神宮寺でした

 長久4年(1043)河内国司だった源頼義が千手観音を本尊とし、居館の南側に観音堂を建立したのを始まりとされます
 前九年の役(1051~62)の時、東北地方で活躍した頼義は浄土宗に帰依し、阿弥陀仏を本尊としてからは、河内源氏の菩提寺となりました
 南北朝から戦国時代にかけて、度々兵火に遭い荒廃しましたが
 元禄13年(1700)に、源氏の子孫多田義直が5代将軍徳川綱吉に上表し、復興・再建
 寺領200石が与えられたそうです


 寺跡の東側に源氏の居館があったそうです

 参考;大阪再発見のページ