奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

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エンドウ山古墳

2011年11月26日 | 古墳
 倉橋溜池の西北端の山中に有り、見つけにくい古墳です 撮影日;2011.11.13

 小ぶりですが綺麗な切石の横穴式石室が開口しています
 径8m、高さ約2.5mの円墳
 南に開口しています  

 埋葬施設は、花崗岩切石の両袖式横穴式石室
 全長4.3m、羨道部長さ1.8m、幅1m、高さ1.2m、玄室部長さ2.5m、幅約1.5m、高さ約1.65m
 築造年代は7世紀前半
エンドウ山1号墳開口部 エンドウ山1号墳石室

 北側に2号墳石材が露出しています
エンドウ山2号墳石材(2) エンドウ山2号墳石材

★所在地;桜井市倉橋
★交通;近鉄桜井駅より バスで倉橋池口下車 徒歩15分
★駐車場;有ります(無料)
★入場料;見学自由・・・足元ご注意!
★問合せ;

 倉橋溜池の西側・トンボ池広場の北の湿地東側(小さな沢が有ります)から熊笹を分け入ると正面に小山が見えてきます
 左手に回り込んで、よじ登っていくと石室が見えてきます 


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浄鏡寺旧境内アスナロの群落

2011年11月25日 | 天然記念物
 標高500mの地、春日大明神周辺の15aほどにわたって見られます 撮影日;2011.11.13

 昭和36年3月、県の天然記念物に指定されています
 紀伊半島には、アスナロが散在的に分布しています
 この地域には珍しく、小規模ながら比較的大きい木が群落をなしています

 地上1.3mでの幹周3.12m・樹高約20mの巨樹をはじめとした約10本が、ヤブツバキ・アラカシ・ツクバネガシ・コジイ等の樹種を交えて群落を作っています 

★所在地;桜井市笠(字千森)877
★交通;笠山荒神社より 北東へ徒歩15分
★駐車場;ありません
★入場料;見学可
★問合せ;0742-22-1101(奈良県教育委員会)


 アスナロは、ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹
 ヒバと呼ばれることもあります
 参考;アスナロ

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カタハラ1号墳「カタハラ古墳群」

2011年11月24日 | 古墳
 桜井市域では現存する唯一の窮窿式石室を持つ古墳です 撮影日;2011.11.13

 1号墳は径約15mの円墳で、北側に掘割りがあります
 石室は、西側に袖を持つ片袖式
 現存長は約6m、羨道部の幅約1m、長さ2.5m、玄室の幅約2m、長さ3.5m
 羨道部の高さ1.5m、玄室の高さ3m
 天井をドーム型に仕上げた窮窿式(きゅうりゅうしき)よばれる石室の形態です

 窮窿式石室は、県内でも僅かに5基が確認されているだけの極めて珍しいものです
 窮窿式横穴式石室は、百済系渡来氏族により伝えられたものといわれます

 出土遺物は、須恵器杯蓋と土師器長頸壷のほか、本古墳出土とされる須恵器高杯などが伝えられています
 築造は、6世紀中頃とみられます

 2号墳は区画周溝をもった一辺5m程の方墳でした(消滅)
 中央に穿たれた墓坑内に、小口部に板石を配した長さ約1.9mの組合式の木棺を納めていました
 出土品は木棺にともなう鉄釘5本と、周溝からの須恵器杯と土師器杯
 築造は、7世紀初頃
カタハラ1号墳墳丘 カタハラ1号墳開口部
 フェンス越しに開口部が見えますが、ほぼ埋まっているように見えました

 3号墳は尾根の背からやや外れた位置にあり、1982年に先行して発掘調査が実施されています(消滅)
 北側に掘割りをもつ直径約12mの円墳でした
 南に開口する全長約4.3mの両袖式横穴式石室が有りました
 石室内から金環・須恵器杯蓋・杯身・黒色土器杯など、掘割りからは頸壷・土師器杯・台付皿などが出土しています
 築造は、6世紀後半頃

 カタハラ古墳群からは墳丘をもたない埋葬施設が16基確認されています
 長さ3~5m程の土坑内に木棺を納めたものや、土坑内に小型の石室を設けたものなどがあり、墳丘をもつ古墳に従属する埋葬施設とみられます
 墓坑や石室のほか木棺内からの副葬品も少なく、金環、須恵器、土師器などと木棺に使われた鉄釘が出土しているに過ぎないそうです
 土坑墓などは7世紀前半を中心に造営されたとみられています

 南東尾根に沿って「下り尾古墳群」が続きます
 古墳時代後期の古墳が2基、7世紀中頃の飛鳥時代の木棺直葬墓が11基、小石室が3基、方形区画を持つ墳墓が1基と様々な墓が確認されています 
15C-50と51の墳丘 15C-51石材?

★所在地;桜井市下り尾
★交通;近鉄桜井駅より バスで下り尾口下車 徒歩10分
★駐車場;有りません
★入場料;外観のみ見学可
★問合せ;

 少し北側に天王山古墳が有ります


 

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龍谷古墳群

2011年11月23日 | 古墳
 団地造成に伴い発掘調査された古墳群です 撮影日;2011.11.13

 外鎌山の斜面に位置した古墳群で、12基の古墳が調査されています
 竜谷古墳群は、いずれも径10~15m程度の小円墳で構成されています

 6号墳は比較的早くに作られた横穴式石室と考えられています
 長さ約3.1m、幅1.6mの方袖式
 出土品は、金環・鉄刀片・須恵器・土師器など
龍谷6号墳 龍谷7号墳墳丘
 7号墳は天井石が現存する横穴式石室です(フェンスで囲まれています)
 長さ3.4m、幅1.75mの方袖式
 出土品は金銅製飾金具・鉄釘・刀子・須恵器など

 8号墳はやや大型の石室でした
 長さ4.5m、幅2.37m
 出土品は水晶製三輪玉・耳飾・青金具・留金具などの太刀金具
龍谷8号墳石室 龍谷8号墳墳丘
 9号墳は、木棺直葬の古墳とされ、一番年代の古い古墳とされています
 長さ1.7m、幅約0.55m、深さ約10cm
 出土品は、須恵器の杯身、杯蓋などがありました

 2号・12号墳は木棺を合葬墳です(消滅)
 龍谷古墳群は、6世紀前半から後半にかけての群形成と考えられています
龍谷9号墳? 龍谷古墳群

★所在地;桜井市朝倉台東5丁目(6号公園内)
★交通;近鉄大和朝倉駅下車 徒歩10分
★駐車場;有りません
★入場料;見学自由
★問合せ;0744-42-9111(桜井市教育委員会)


 参考;大和の古墳探索のページ

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初瀬のイチョウの巨樹

2011年11月22日 | 巨樹
 県内最大のイチョウの巨樹です 撮影日;2011.11.13

 素盞雄神社の境内にあります
 雄株で、樹高およそ40m、枝張りは南北におよそ22m・東西におよそ21m、目通り周囲7.15m(平成2年時)
 昭和49年3月26日、県の天然記念物に指定されています
 樹齢は1000年以上とも言われますが、800年くらいのようです 

初瀬の大イチョウ幹
★所在地;桜井市初瀬字与喜下79
★交通;近鉄長谷寺駅下車 徒歩20分
★駐車場;有ります(有料・500円)
★入場料;タダです
★問合せ;0742-22-1101(奈良県教育委員会)


 

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與喜天満宮の磐座

2011年11月21日 | 古跡
 三つの磐座で『古事記』神話の「天の岩戸」の段を再現していると考えられています 撮影日;2011.11.13

  裏参道側の神域左方下に三つの磐座が有ります
 右上段は「掌石」(斎神:太玉命)、手のひらのような形をしている
 左下段は「沓形石」(斎神:天児屋根命)、神官が履く沓(くつ)のような形をしている
 手前にある「鵝形石」(斎神:天照大神)、鵝鳥(がちょう)のような形をしている

鵝形石 掌石と沓形石

 與喜山は、古くは大泊瀬山と呼ばれ、古代大和の国では最初に太陽の昇る神聖な山としてあがめられました
 『万葉集』では初瀬にかかる枕詞「隠り国」(山に囲まれ隠っているような地)は、この自然の姿から生まれたそうです
 万物の生命のみなもとである太陽と、母なる慈愛を神としてあがめたのがアマテラスという女性神で、天上からこの御山に初めて降臨されたと伝えられています
 本殿の向かって左に古代信仰のままに磐座(鵝形石)に祭られているのが天照大神で、女性の守護神として信仰されています
 673年4月、天武天皇は伊勢に出発する斎王・大来皇女の潔斎のために、與喜山に施設「泊瀬斎宮」を設けたと伝わります

 後方の鍋倉山には、延喜式式内社の「鍋倉神社」が磐座に祭られているそうです
 磐座の左方には「鍋倉神社」へ奉納された灯篭2基が有り、その後方広場は連歌会所の「菅明院」跡だそうです  

★所在地;桜井市初瀬14
★交通;近鉄長谷寺駅下車 徒歩20分
★駐車場;有ります(有料)
★入場料;見学自由
★問合せ;0744-55-2300(與喜天満神社


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長谷寺前の石観音

2011年11月20日 | 石造物
 桜門への石段手前に石観音が思案気に立っています

 大きな自然石に舟形光背を彫りくぼめ、十一面観音を浮彫りしたもの
 細部は風化しているものの錫杖・水瓶をもち、本尊と同様式

 地元の人に親しまれ供花が絶えません 撮影日;2011.11.13 

★所在地;桜井市初瀬(長谷寺
★交通;近鉄長谷寺駅下車 徒歩18分
★駐車場;有ります(有料・500円)
★問合せ;



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線刻宝篋印塔

2011年11月19日 | 石造物
 天落神六社権現境内に置かれています 撮影日;2011.11.13

 元は、県道をはさんだ山側の露出した岩盤に刻まれていました
 初瀬ダム建設事業により湖底に水没することになり、清浄な石材を選び摸刻したものです

 昭和63年に設置され、高さ1mほどの宝篋印塔が線刻されています 
 線刻宝篋印塔
★所在地;桜井市和田字落神萱森口
★交通;近鉄長谷寺駅より バスで「落神権現前萱森口」下車 徒歩すぐ
★駐車場;有ります(無料5~6台)
★入場料;見学自由
★問合せ;


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上庄大谷古墳

2011年11月18日 | 古墳
 きれいに整備されています 撮影日;2011.11.08

 説明板などありませんが、直径15m程の円墳と思われます
 両袖式の横穴式石室が開口しています(楽に中へ入れます)

 玄室長2.7m・玄室幅1.6m、玄室高さ2.25m、羨道長3.16m・羨道幅1.3m
 袖部はわずか15cmほどしかありません
 奥壁側の石を一段高く架構しているのがこの古墳の特徴です

 築造は7世紀前半とみられます

大谷古墳石室
★所在地;生駒郡平群町上庄
★交通;近鉄東山駅下車 徒歩18分
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;

 10分ほど南に行くと長屋王墓吉備内親王墓三里古墳が見学できます


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生駒市中央公民館別館

2011年11月17日 | 文化財
 昭和初期の木造和風建築です 撮影日;2011.11.07

 昭和8年(1933)、中川吉治郎氏の設計
 生駒市の登録有形文化財(建造物)です 

 昭和8年から33年まで生駒町役場として利用されていました
 正面中央及び左右に入母屋破風を見せる堂々とした構えです
 背面に土蔵等が付属し、中庭を囲んで正面玄関と北の議会棟、南の町政執務棟から構成されます
 戦前・戦後の生駒町政の舞台となった和風官庁建築です

 現在は、生駒市の中央公民館別館として利用されています

★所在地;生駒市山崎町11-7
★交通;近鉄生駒駅下車 徒歩10分
★駐車場;7台
★利用料;生駒市のホームページ「中央公民館 別館」  参照
★休館日;月曜日・火曜日・祝日・12月27日から翌年の1月5日
★開館時間;9:00~
★問合せ;0743-73-4641



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