2023年下半期第170回直木賞候補作。
書き下ろし、幻冬舎刊、330頁の大作。
第9代将軍徳川家重を描く傑作時代小説。
家重は、生まれつき半身不随、言語不明瞭で且つ、尿を引きずった跡を残すため「まいまいつぶろ(カタツムリ)」と蔑まれ、将軍職への就任が危ぶまれていた。
幸い、その難解な言語を解する小姓(兵庫、後の大岡忠光)を得てその大役を全うする。
人生いろいろだが、こうした公人もおられたことに共感した。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)
2023年下半期第170回直木賞候補作。
書き下ろし、幻冬舎刊、330頁の大作。
第9代将軍徳川家重を描く傑作時代小説。
家重は、生まれつき半身不随、言語不明瞭で且つ、尿を引きずった跡を残すため「まいまいつぶろ(カタツムリ)」と蔑まれ、将軍職への就任が危ぶまれていた。
幸い、その難解な言語を解する小姓(兵庫、後の大岡忠光)を得てその大役を全うする。
人生いろいろだが、こうした公人もおられたことに共感した。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)