アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

寒い朝

2020年12月31日 | アーバンライフ

今朝、寝坊して7時頃起きた。

すでに朝散から戻っていた家内と顔を合わせると、「今朝は寒かったよ~、-17℃だった」とのこと。

道理で、洗面所のベランダへ出る(外)扉には霜が踊っていた。

 

今年の暮れは、いつになく真面目に大掃除に明け暮れた。

3日前から、浴室、洗面所とトイレ、そして昨日は台所と、日頃手の入っていない天井や壁なども含め、かなり徹底的に掃除をした。

お陰で、いつもより気持ち良く利用できるのがうれしい。

残るは自室の書斎だが、何とか今日中には片を付けたいと思っている。(居間は、先日の来客の際、手が入っているので床掃除くらいで済みそうだ)

 

 

 

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今年読んだ本2020

2020年12月30日 | 読書三昧

毎年年末に、その年に読んだ本のリストを作成して反省の糧にしてる。

コロナ禍の今年、外出自粛と巣ごもりで大半の日時を費やした割には、読了した本の数は伸びなかった。

 マーティン・ファクラー著「吠えない犬」(お勧め度:★★)
 司馬遼太郎著「短編全集①」
 宮本輝著「灯台からの響き」(★★★)


 司馬遼太郎著「短編全集③」
 しんぶん赤旗日曜版編集部著「赤旗スクープは、こうして生まれた!」
 三浦英之著「白い土地~ルポ 福島”帰還困難区域”とその周辺」(★★★)
 司馬遼太郎著「短編全集②」
 朝井まかて著「輪舞曲(ロンド)」
 司馬遼太郎著「項羽と劉邦(上中下)」
 司馬遼太郎著「短編全集④」
 高山羽根子著「首里の馬」
 長尾和宏著「病気の9割は、歩くだけで治る」
 司馬遼太郎著「短編全集⑥」
 司馬遼太郎著「短編全集⑤」
 司馬遼太郎著「短編全集⑦」
 柳 広司著「風神雷神」(★★)
 朝井まかて著「阿蘭陀西鶴」
 加賀乙彦著「わたしの芭蕉」
 恩田陸著「蜜蜂と遠雷」(★★★)
 ビアス著・小川高義訳「アウルクリーク橋の出来事/豹の眼」
 赤川次郎・他著「1日10分のごほうび」
 司馬遼太郎著「短編全集⑧」
 籠池泰典・赤澤竜也著「国策不捜査~森友事件の全貌」
 司馬遼太郎著「短編全集⑨」
 毎日新聞取材班著「汚れた桜」
 司馬遼太郎著「短編全集⑩」
 角川学芸出版編「俳句歳時記」
 司馬遼太郎著「短編全集⑪」(★★)
 原田マハ著「風神雷神(上下)」(★★★)
 山本太郎著「”消費税ゼロ”で日本は蘇る」
 司馬遼太郎著「短編全集⑫」(★★)
 向田邦子著「海苔と卵と朝めし」
 夏井いつき著「365日季語手帖」

特長をいくつか挙げてみると・・・。

①今年読んだ本は33冊。昨年は37冊だったから、また一段と読書量が落ちた。原因は、加齢による目の不自由さである。最近は、読み始めて30分もすると、目がウルウルとしてきてそれ以上続けられない。改善の見込みなく読書量は減る一方だ。10年前のリスト

②今年も何冊か、読書の楽しさを満喫する本に出合えたことは幸いだった。宮本輝氏の「灯台からの響き」、恩田陸著「蜜蜂と遠雷」や原田マハ著「風神雷神(上下)」など。物語に引き込まれ、目の不自由さも気にならず、「読書っていいな」と思いつつ読み進めた。

③昨年末、司馬遼太郎氏の「街道を行く」を何冊か読み、同氏の博学振り、独特の文体(いわゆる司馬節)に魅せられ、今年は、短編全集12巻(6,485頁)と「項羽と劉邦」(3巻)を読んだ。短編全集で印象に残ったのは、連作「豊臣家の人々」と「新選組血風録」。前者は、今太閤となった秀吉の苦労が偲ばれる佳作集。後者は、粛清・暗殺日記で読んでいて楽しくはない。

④他方、ダメなアベ政権にまつわる不祥事を世に出したしんぶん赤旗の快挙を報じるドキュメントものなども読んだ。こうした本が世を騒がせる悪政は今年かぎりにして欲しいものだ。

蛇足:料理のミュシェランよろしく、「お勧め度」は下記のように★の数で表しています。

  ・先ず、「是非、お読み下さい」と強く推薦したい本 → ★★★
  ・次に、「お読みになってみては」とお勧めできる本 → ★★
  ・最後に、「お暇があればどうぞ」とお勧めする本  → ★

   仮に★三つ以上の本なら、心地よい後読感に浸れること請け合います。

蛇足2:家内に「何冊?」と尋ねたら「私、98冊」との答え。今年も恐れ入りやした。

 

 

 

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マーティン・ファクラー著「吠えない犬」

2020年12月29日 | 読書三昧

 

先に、拙ログでご紹介した同氏の本を取り寄せて読んでみた。

元ニューヨーク・タイムス元東京支局長だった筆者が、長年の取材経験をもとに(日米の)メディアの現状に警鐘をならす。

米国におけるトランプのメディア叩きもさることながら、日本のマスコミはいつからこんな腑抜けになってしまったのかと思い知らされた。

日頃、アベやスガの記者会見などをテレビで見ていて、いかにも「出来レース」と言った感じだが、実際には、会見が終わった後に、特定の社の記者だけに許された「囲み取材」の場が設けらるのだそうだ。

記者は、その場で得た情報を社に持ち帰り活字や電波に乗せるというだから、例えば、政権に都合の悪い記事など出ようがない。

つまり、ジャーナリズムの使命である危険が迫れば吠えるという「番犬」の役割を果たさず、飼いならされた「ポチ」に成り下がっているのだという。

トランプのメディア叩きもひどいが、日本のそれは、いわゆる「忖度」を伴うだけに尚始末が悪いと言えそうだ。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)

 

 

 

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料理は最高の頭脳労働である

2020年12月27日 | アーバンライフ

 

最近は、時々家内におだてられて夕食の主菜を作ったりしている。
昨夜も、比較的手の込んだ「ストゥルーデル」(上図)を作った。

鶏のもも肉を小さく刻んで下味を付けて置き、玉ねぎとシイタケのみじん切りを炒め鶏肉を加えてさらに炒める。隠し味に白ワインを適量混ぜ込む。

他方、後に和える春菊を茹でて水切りして置き、具材を包むパイ地は適当な大きさに延ばして置くなどなど。

事は材料をそろえるところから始まり、メインのルーティンから外れた例えば、春菊を茹でる等のサブルーチンも適時にこなす必要がある。

炒めた具材に混ぜ込む粉チーズや包んだパイ地に塗る黄卵の準備も必要だ。

並行して副菜や汁物の準備もする必要がある。

という具合に予定した手順を適時にテキパキとこなし、見栄えもし、また食べて美味しい一皿を作り上げるのは容易ではない。

こうした手順を適時にこなす段取りと技量が必要で、やってみていつも思うのは、これは大変な頭脳労働だと言うことだ。

これを毎日欠かさず実行している主婦の皆さんのご苦労が偲ばれる。
逆に言えば、こうして頑張っていれば、とても認知症などになる暇はないと思った。

世の年寄り男性諸君!
こんなすばらしい頭脳労働を女性にだけに預けておかず、自らの糧にすべしと訴えたい。

そうすることによってきっとQOLの高い老後を過ごすことができると信ずる。

 

 

 

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ブーイング~アベ会見と国会での弁明に

2020年12月27日 | ドラミング

昨日、ちょい見したツイッターには、アベへのブーイングにあふれていた。

あの会見と国会でのラフな説明では、一件落着とはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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収束に向かうのか

2020年12月26日 | ドラミング

 

今朝の新聞(朝日)道内版に掲載されたコロナ関連記事。

一時、300人を越えていた新型コロナウイルス感染者は、連日100人を切るレベルになっている。

昨日は97人だが、問題は、札幌の46人対し地方が51人と従来の比率が逆転していることである。

つまり、GOTOで広く各地に持ち込まれたウイルスの萌芽が始まっているのではないか。

他方、一時大型クラスター騒ぎとなった旭川では落ち着きを取り戻しているという。

このまま静かな年末年始であってほしいと思う。

 

 

 

 

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司馬遼太郎著「短編全集①」

2020年12月26日 | 読書三昧

 

1950~57年発表の短編21編を収容、461頁。

 01 わが生涯は夜光貝の光と共に
 02 「国宝」学者死す
 03 勝村権兵衛のこと
 04 流亡の伝道僧
 05 長安の夕映え 父母恩重経ものがたり
 06 饅頭伝来記 
 07 森の美少年 花妖譚1
 08 チユーリップの城主 花妖譚2
 09 黒色の牡丹 花妖譚3
 10 烏江の月 謡曲「項羽」より 花妖譚4
 11 匂い沼 花妖譚5
 12 睡蓮 花妖譚6
 13 菊の典侍 花妖譚7
 14 白椿 花妖譚8
 15 サフラン 花妖譚9
 16 蒙古桜 花妖譚10
 17 ペルシャの幻術師
 18 戈壁(ゴビ)の匈奴
 19 丼池(どぶいけ)界隈
 20 大阪商人
 21 兜率天(とそってん)の巡礼

著者24~34歳、世に出る以前の作品集。
大半は本名の「福田定一」で発表された。

「07 森の美少年」から「16 蒙古桜」までの10編は、それぞれ10頁余のショートショートで、後の司馬節など望むべくもない。

唯一、読み応えのある作品は、第8回講談倶楽部賞を受賞した「17 ペルシャの幻術師」で、登場人物の性格規定や物語の展開等、如何にも司馬氏らしい書きっぷりだ。この時期に発表された作品だが、何故か「司馬遼太郎」の筆名が使われている。

 

 

 

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何と美しい国か

2020年12月25日 | ドラミング

アベが「桜を見る会」前夜祭に800万円余を投じて後援会員を買収していた問題。
東京地検特捜部が秘書を略式起訴して一巻の終わりとは・・・。

かって、「美しい国をつくる」と華々しく登場し、倫理教育のためとして教育基本法まで手を付けたアベの本質とはこの程度の物だったということだ。

昨日、彼の記者会見を見た(音声だけ聞いた)が、6~7年もの長きにわたって、秘書が勝手にやっていて知らなかった(はずはなく)など、ウソの上塗りにを延々と続けた。

どこまで腐った政治家なのだ。

こんな破廉恥な人物を、国のトップとして好き勝手させて来た(小生を含む)現役世代の人々は大いに反省すべきと思った。

 

 

 

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My Favorite Analog!~ラトル・ベルリン「ストラヴィンスキー:春の祭典」

2020年12月24日 | 音楽三昧

 

新着のLPは、サイモン・ラトルとベルリンフィルによるストラヴィンスキーの「春の祭典」。

AMAZONのクラシックコーナーでこのジャケットをみつけ、「めずらしい!」と思わず「ポチッ」したものが昨日届いた。

同サイトからLPを購入したのは始めてだが、何かレコードの宅配システムが確立していないようで、たった1枚のレコードなのに大きな段ボール箱で届いた。

聴いてみての第1印象は、いやにノイズが少ないということ。

これは、楽曲をデジタルリマスターした後、レコードに刻んだとあったので納得した。

演奏はそれなりで、2007年のベルリンでの演奏会ライヴの由。

 

 

 

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118 > 108

2020年12月23日 | ドラミング

つきも付いたり「大ウソの山」である。

前総理のアベが、「桜を見る会」前夜祭の問題について、国会でついたウソ(嘘)の数は118回にものぼったことが(衆院調査局の調べで)わかった。

こんなに多くては、大晦日の除夜の鐘でリセットもならず、また、(ウソつきの舌を抜くという)閻魔様も唖然としているだろう。

それにしても、そのアベを直接支援して来た山口県民というのは、何とバカな人たちなのかと思う。

かって吉田松陰や高杉晋作等、歴史に名を残す志士たちを輩出し、封建時代を屠る突撃隊となった人々とは思えぬ腑抜けぶりだ。

勿論、アベは東京人であって長州人でも何でもないから、チャランポランであっても仕方ない訳だが、それを市役所で(公費で)「アベ展」まで開催して郷土の名誉と称えたというのだから、お人よしにもほどがある。

任期最長の宰相が、自身の政治資金団体の問題で特捜部の事情聴取を受けるなど、一揆に近い追及があってしかるべきだろう。

山口県民よ、怒れ!

 

 

 

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