アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

234人~北海道

2021年04月30日 | アーバンライフ

 

今朝の新聞(朝日)地方版の記事。

このところ、北海道でもコロナウイルス感染者が急拡大しており、連日200人の大台を越えている。

東京、大阪、兵庫などに「緊急事態宣言」が出されているが、この道内の急拡大はそれに匹敵する状態だ。

加えて、札幌市内だけでなく、旭川など地方への拡大も気になる。

私たちは、自身の外出自粛や一層の感染リスクをさける等努力する以外ないが、それにしてもこの第4波は恐ろしい。

 

 

 

コメント

安部龍太郎著「迷宮の月」

2021年04月29日 | 読書三昧

 

同氏の作家生活30周年を記念して出版された長編歴史小説。「小説新潮」2018年7月~2019年10月号連載、413頁の大作。

物語~大宝元年(西暦701年)、第8次の遣唐執節使に任命された栗田真人(くりたのまひと)は、団員420人と共に平底のジャンク船(全長30米、幅7.5米)4艘に分乗して南航路をたどり大陸に渡った。

目的は、朝鮮を巡る争いで断絶した唐との国交を回復し、皇帝から(日本の天皇宛の)親書を得ることであったが、唐は、則天武后による苛烈な統治下にあり、拝謁もままならない・・・。

参考文献など明記されていないのでよくわからないが、則天武后の長女とラブラブになったり、内部抗争の調停に乗り出したりと、常識では考えにくい出来事のオンパレードとなっている。つまり、硬派な「龍太郎ファンタジー」に仕上がっているのだが、これを良しとするか否か意見は分かれよう。

 

 

 

コメント

無題

2021年04月28日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)のオピニオン欄に掲載されたコント。

思わず吹き出してしまった。

 

 

 

コメント

My Favorite Analog!~アラウ「モーツアルト:ピアノソナタ」など

2021年04月27日 | 音楽三昧

 

毎日3枚プロジェクト。

昨日聴いたのは、アラウのモーツアルトやマズア・ゲバントハウスのブラームスなどの3枚。

アラウのモーツアルトは、14番のソナタと幻想曲。
芯のしっかりした演奏で、安心して聴くことが出来る。

ブラームスのセレナード第1番は、クルト・マズアが指揮するゲバントハウス管弦楽団の演奏である。
日頃耳にすることの少ない曲だが、しみじみとした情感豊かな音楽だ。

他の1枚は、シューベルトの二重奏曲とソナチネ集だが、若い頃の習作のようで、琴線に触れる音楽ではないと思った。

1970年代前半に、日本でリリースされたアナログ盤で、とても良い雰囲気で録れていて十分楽しむことができた。

 

 

 

コメント

3戦全勝

2021年04月26日 | ドラミング

昨日、投開票された参院広島・長野と衆院北海道2区での再・補欠選挙で、野党が一致して押した候補者がそれぞれ当選した。

これは、スガ政治に対する国民の端的な拒否回答である。

現下のコロナ危機に対して有効が手が打てず、「マンボウ」やら「緊急事態宣言」を連発しても尚収束できず、はたまたワクチン接種も主要国に対して周回遅れのぶざまさを露呈し、収束の見通しすら立たない状況となっている。

結果、国民は極度の自粛生活を強いられ続けただけでなく、経済的に困窮する人々が激増し自殺者も増えている。

このような自公政権による失政をいつまで続けさせるのか。

幸い、今年は秋口までに総選挙がある。
この選挙で自公勢力を少数派に追い落とし、野党共闘を元にした政権を樹立して庶民に味方する政治を打ち立てなければならない。

 

 

 

コメント

何でもランキング~今年の大型連休は出かけますか?

2021年04月25日 | アーバンライフ

先週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

その際のお題は・・・。

 

今日から5月11日まで、東京、大阪、兵庫などに3度目となる緊急事態宣言が出たことを思うと、かなり間の抜けたランキングだが、このアンケート調査は3月20~22日に行ったものだそうで、まぁ仕方ないかという感じではある。

それにしても、この大型連休を使って、いわゆる「人流」を変えコロナを抑え込もうというのだから、私たち庶民からすれば「何を今更」である。

要は、徹底的な検査もせず、また、変異株の猛威はわかっていたのに対応せず、今になって、やれ酒出すな、店閉めろ、無観客で等、的外れな対策では結果は知れている。挙句の果て、ワクチンはいつになるかわからないとはこれ如何にである。

ほんとうにダメ政府は変える以外ないだろう。

今日の国政選挙の対象地区の皆さん、がんばって下さいよ。

 

 

 

コメント

泊原発廃炉訴訟:第34回口頭弁論報告

2021年04月24日 | ドラミング


去る3月9日に行われた第34回口頭弁論の報告が届きましたので、御参考に供します。

今回、被告の北電側から4通の準備書面が提出されたが、いずれも核心を突くものではなく、やれ、敷地断層問題については結論が出ていないとか、審査会の結論が出なければ当該原発は運転できず人格権侵害は起らないとか、まるで子どもだましのような弁明でお茶を濁す内容だった由。

裁判所は、本訴訟が提起されて以来10年にもなることから、審査会の結論とは別に、適宜、反論を行うよう促し且つ、各争点に関し判断が熟した時点で審理を終えたいとの意向を示し、弁護団は、これを評価したという。

尚、本訴訟の主たる論点は、北海道大学名誉教授小野有五氏の陳述で詳述されているので、ご参照乞う。

 

 

 

コメント

ボールパーク

2021年04月23日 | ギャラリー

 

北海道日本ハム(ファイターズ)のホーム球場となる通称「ボールパーク」は、2023年3月の開場をめざして、工事が急ピッチで進められている。

写真は、拙宅の北側ベランダから遠望できるドームの三角屋根である。

この「切り妻屋根」は、雨天などの際、両サイドのレールに乗って可動し、概ね20分ほどでドーム天井を形成するとされる。

球場の詳細は、北広島市のサイトを参照して下さい。上図(完成予想図)は、同サイトからお借りしました。

 

 

 

コメント

周回遅れのワクチン接種

2021年04月22日 | アーバンライフ

 

今週発売の「週プレ」誌は、コロナワクチン接種の現状とこれを加速するためのポイントについての特集を組んでいる。

上図は同誌からの転載だが、わが日本国は、主要各国に比べ2~3周回遅れの接種率となっている。

先に、訪米したスガ首相が、ファイザーのトップに電話して「9月末までの全量(1億4千万回分)の供給を約束させた」とされるが、どうも単なる口約束のようで何とも頼りない。

イスラエルのように、ネタニヤフ首相が早い段階で製薬会社のトップに会い、破格の条件(価格及び、データの提供など)を示して交渉したことが、ダントツの接種率になっているようで、単に電話一本かければ済むという話ではないようだ。

4月に入り高齢者への接種を始めたが、それも微々たる量で、言わばやってる感の演出に過ぎず、先行しているはずの医療従事者への接種すら、いまだ20%にも達していないのはどうしてか、もうこの国は政府を替えないかぎリダメなのではと思う昨今である。

 

 

コメント

なかにし礼著「夜の歌」

2021年04月21日 | 読書三昧

 

人気作詞家・直木賞作家であった「なかにし礼」氏の壮絶な生きざまを綴った同氏最後の小説。「サンデー毎日」2015年6月~16年10月連載。2段組み459頁の大作。

物語の大半は、先に出た「赤い月」や「兄弟」の内容をそのまま用いたもので新味に欠けるが、こと作詞家としてデビューするに当たって創作者として苦悩する姿には共感を覚えた。

特に、次のような記述は、同氏でなければ切り開くことが出来なかった境地と言えるであろう。

「私には武器がある。その武器とは、私の言葉だ。戦争によって色濃く染め上げられた言葉である。

私がどんなに逆らおうと、私がどんなに否定しようと、その言葉たちは厳然として私の中に存在しているのだ。

戦争を見て、そこにうごめく人間たちの愚劣さと醜悪さにあきれ、絶望のあげく、戦争という記憶を開かずの間に閉じ込めて、二度と開けまいとしていたけれど、私は自分という人間の歴史にたいして、なんという無駄な抵抗をしてきたことだろう・・・。

もう、迷うことなく言える。
ぽくの人生における最大の経験は、戦争だった。あの戦争の中には、ぽくの人生で味わった喜怒哀楽の最大最高最低最悪のものがあった」

 

 

 

コメント