アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

My Favorite Analog!~シューベルト「ソナチネ第1-3番・二重奏曲」

2020年07月31日 | 音楽三昧


シューベルトにこんな素敵な曲があるとは知らなかった。

青年シューベルト19歳と20歳の時の作品。
青春の輝きと憂いと希望とが透きとおるような純粋な音楽性となって表現された小品集である。

グリュミオー(ヴァイオリン)の演奏も小品だからといって手抜きすることなく、若い作曲者の息吹を伝えるべく真剣に取り組む様子が伺い知れる。

聴いていてすがすがしい思いのするレコードである。

曲目 
 ソナチネ 第1番 ニ長調 作品137-1 D.384
 ソナチネ 第2番 イ短調 作品137-2 D.385
 ソナチネ 第3番 ト短調 作品137-3 D.408
 二重奏曲 イ長調 作品162 D.574

演奏
 アルチュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
 ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(ピアノ)

1971/10 ラ・トゥール=ド=ペイユ/スイス

 

 

 

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今どき「つぶやき」大盛り

2020年07月30日 | ドラミング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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春菊(お花)畑

2020年07月29日 | アーバンライフ

 

拙宅ベランダの(自称)菜園。

目下、春菊お花畑と化している。

他にもタネを蒔く準備をしているプランターがひとつあるので、都合5ヶあることになる。

これだけあるとさすがに食べきれず、彼女らはさっさと花をつけて、我が世の春(夏)を謳歌している。

春菊の成長に追われる夏となった。

 

 

 

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新着ドーナツ~Mutter「Brahms:The Violin Sonatas」

2020年07月28日 | 音楽三昧


ブラームスのヴァイオリンソナタと言っても、すぐには、その主旋律を口ずさむことができないのだが、第1番の冒頭を聴くと、ああ、そうだったと思い出す親しみやすいメロディー。

コロナ禍で自宅に籠り気味の毎日だからこそ心にしみる音楽。
しかも、やさしさだけではなく、そこには強い信念のようなものも合わせ感じさせる音楽だ。

新しい手法(96khz24bit)でCDのリッピングを始めて30枚目に当たるが、改めて、ブラームスの音楽の深遠さとムターのヴァイオリンの巧みさに気付かされた1枚であった。

曲目 ブラームス ヴァイオリンソナタ第1~3番

演奏 アンネ・ソフィー・ムター:ヴァイオリン

   ランバート・オーキス:ピアノ

2010 A UNIVERSAL MUSIC CO. 2894778767

 

 

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「サライ」が選ぶ人生100年時代の100冊

2020年07月27日 | 読書三昧

 

過日、「クロワッサン」誌がコロナ自粛・自宅軟禁時代を生き抜くための良書を特集したとご紹介したら、他方、壮・熟年世代男性が主な読者である「サライ」誌も、「人生100年時代の100冊」という特集を組んだ。

同誌もやはり、ウイズコロナ時代に自宅でゆっくり、のんびり過ごすため、名著に耽ることを勧めている。

つまり、各界の読書人10人にそれぞれ10冊の良書を紹介してもらい、トータル100冊という手っ取り早い企画である。

ここでは、作家下重暁子さんの推薦図書をご紹介しよう。(記事は、同誌から転載しました)

 

 

 

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夏野菜がどっさり!

2020年07月26日 | アーバンライフ

 

今回もまた、yuitojjさんから夏野菜がどっさり届いた。

大きなカボチャにキュウリ、トマト、ナス、ゴーヤに枝豆などなど、とても年寄り二人世帯では食べきれないほどの野菜が届いた。

ある日、ヒョッコリ、yuitojjさんがお訪ねになったのがきっかけとなり、以後、折に触れ、ご夫妻そろっての手造りの野菜を送ってくださる。

ありがたいことである。

いつもながら、ご近所の方にもお手伝いいただいて、美味しくいただいている。

 

 

 

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寡黙で相槌のうまい友人

2020年07月25日 | 読書三昧

 


「クロワッサン」7月25日号は、「いま読みたい本、読むべき本」の特集を組んでいる。

特に、各界の著名人が読書に対する思いをそれぞれ語っているのだが、女優でエッセイストの美村里江さんが・・・。

「本は”寡黙で相槌のうまい友人”のよう。
多くの本と対話すればするほど、自分の輪郭が明らかになる感じです。

”自分を知る”という作業は、単純なようで難しい。
でも、死ぬまで一緒なのは自分だけなので、出来ることならなるべく仲良く過ごしたい」

と語っていたのが印象に残った。

ウーム、そう言うことなのだろうな、と思った。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2020年07月24日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作がならんだので、早速ご紹介しよう。

 

1-5句:新型コロナ感染者の爆発的増加の下、GOTOキャンペーンキックオフ。果たして、凶と出るか、吉と出るか?

6句:今さら、マスク常備しおると・・・。

 

 

 

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人種不平等デモ弾圧に「母親の壁」

2020年07月23日 | ドラミング



昨日のハフポス紙が伝える米国オレゴン州ポートランドに出現した「母親の壁」。

人種差別撤廃と警察の暴力反対をかかげる市民の平和的なデモに対し、連邦政府の武装警察らが行っている暴力に抗議するため、地元の母親らが体を張って防波壁となっているという。

世の女性たち、とりわけ母親が前面に立つようになると世の中が変わるとさえ言われている。

トランプの再選は、これでなくなったと見てよいのではないか。

記事の全文は、こちらでお読みになれます。

 

 

 

 

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司馬遼太郎著「短編全集⑥」

2020年07月22日 | 読書三昧



1962年発表の12編を収容。508頁。

次の12話を収める。

 ①信九郎物語
 ②法螺貝と女
 ③油小路の決闘(新選組血風録①)
 ④冷泉斬り
 ⑤芹沢鴨の暗殺(新選組血風録②)
 ⑥理心流異聞
 ⑦花房助兵衛
 ⑧奇妙な剣客
 ⑨長州の間者(新選組血風録③)
 ⑩おれは権現
 ⑪若江堤の霧
 ⑫池田屋異聞(新選組血風録④)

幕末の新選組の粛清史がこの時期に始まった。
特に、無頼の局長であった⑤「芹沢鴨の暗殺」は、その後の近藤勇中心の隊規を整える画期となった事件である。

ただ、前にも書いたが、その陰湿さにおいて共感するものがなく、読んでいて楽しい物語ではない。

この時期は、文藝春秋や中央公論等の一流誌だけでなく、かなりバラエティに富んだ各誌に掲載していたから、物語の幅も広く、男女の機微にも触れる興味深いテーマも含まれている。

 

 

 

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