一昨日開催の隣町の音狂い爺さん会の続きである。
次に聴いたのは、小型ブックシェルフ型スピーカー(写真の手前側にある小型のもの)である。
これはキット化された箱材を購入して(箱を)組み立て、そこに高・低音用ユニットを取り付けたスピーカーである。
形は拙宅のそれと同じなので興味深く聴いたが、高音部に独特の音調があるように思った。
次に聴いたのは、後方にある米国製の大型スピーカー(アルテック500型)システム。
これは1950~70年代全盛のビンテージものだが、定評通りの堂々とした鳴りに共感した。
中央部には、低音を補強するための大口径ユニットが増設されていて、これが音の雄大さを演出しているようであった。
オーナーのKさんは、これら機材各種の収集に注力されている。
特に(オーディオの)源流とも言える古い時代の蓄音機や電蓄の収集は他に例を見ない。
また、それらを使ったコンサートを定期的に開催していたが、コロナ禍で中断を余儀なくされたという。