今年も、週一のパン焼きを欠かさず続けて来た。
道産小麦の「春よ恋」を使用して、1回に1.5斤を焼く。
週3回の昼食は、このパンでを食べる。他の日は、ソバだったりうどんだったり。
パン焼き機は米国製で、ニセコ時代を含めかれこれ15年も使い続けている。1度も故障したことがなく、頼もしいかぎりである。
2022年もよろしく頼みたい。
今年も、週一のパン焼きを欠かさず続けて来た。
道産小麦の「春よ恋」を使用して、1回に1.5斤を焼く。
週3回の昼食は、このパンでを食べる。他の日は、ソバだったりうどんだったり。
パン焼き機は米国製で、ニセコ時代を含めかれこれ15年も使い続けている。1度も故障したことがなく、頼もしいかぎりである。
2022年もよろしく頼みたい。
毎年年末に、その年に読んだ本のリストを作成して反省の糧にしている。
2年越しのコロナ禍の下、外出自粛と巣ごもりが続いたにも拘わらず、読了した本の数は(昨年同様)少なかった。
前川喜平著「権力は腐敗する」★★
篠田節子著「絹の変容」
服部文祥著「息子と狩猟に」
原田マハ著「ハグとナガラ」
原田マハ著「キネマの神様」★★★
吉村昭著「海馬」★★★
柳 広司著「アンブレイカブル」
島本理生著「生まれる森」
乃南アサ著「チーム・オベリベリ」★★
村山由佳著「風よあらしよ」★★★
トルストイ著・乗松亨平訳「コサック」★★
E・ブロンテ著・小野寺健訳「嵐が丘」
稲垣美晴著「フィンランド語は猫の言葉」
カフカ著・丘沢静也訳「変身/掟の前で」
宇佐見りん著「推し、燃ゆ」
スタインベック著・大久保康雄訳「怒りの葡萄」★★★
森浩美著「家族の言い訳」★★
原田マハ著「常設展示室」★★★
シェイクスピア著・安西徹雄訳「マクベス」
西條奈加著「心淋し川」★★★
増田俊也著「北海タイムス物語」★★
西加奈子著「さくら」★★
安部龍太郎著「迷宮の月」
なかにし礼著「夜の歌」
なかにし礼著「赤い月」★★★
柳美里著「JR上野駅公園口」
シェイクスピア著・安西徹雄訳「ハムレット Q1」
シェイクスピア著・福田恒存訳「アントニーとクレオパトラ」
今野敏著「天を測る」
D・H・ロレンス著 木村政則訳「チャタレー夫人の恋人」★★★
原田マハ著「ギフト」
清少納言著・酒井順子訳「枕草子」
池澤夏樹編「日本文学全集」第3巻、川上弘美訳「伊勢物語」
小池真理子著「月夜の森の梟」
山崎豊子著「約束の海」
小松由佳著「人間の土地へ」★★
特長をいくつか挙げてみると・・・。
①今年読んだ本は36冊。昨年は33冊だったから、今年も低調に終わったということだ。原因は目の不調で、特に後半は右眼に鈍痛が出て、15分と続けて読むことができない。「我が読書人生終わりし」の感が強い。
②今年も読書の楽しさを満喫する本に出合えたことは幸いだった。特に、世界の名作と称される本に感銘を受けた。「チャタレイ夫人の恋人」、「怒りの葡萄」、「嵐が丘」など。
このレベルの本を読んでしまうと、物語の筋しか追いかけない現代の邦文作家の小説など読む気がしない。
③また、日本の歴史的名作も感心しながら読んだ。清少納言女史による「枕草子」(酒井順子訳)にはとても感心した。その昔、こんな知性豊かな超セレブがおられたことに驚く。
④現代の日本文学では、西條奈加著「心淋し川」(直木賞受賞)がしみじみとした情感を漂わせとても良かった。また、村山由佳さん面目躍如の「風よあらしよ」(明治、大正を駆け抜けた婦人解放運動家「伊藤野枝」の生涯)も心に残った。
蛇足1:料理のミュシェランよろしく、「お勧め度」は下記のように★の数で表しています。
・先ず、「是非、お読み下さい」と強く推薦したい本 → ★★★
・次に、「お読みになってみては」とお勧めできる本 → ★★
・最後に、「お暇があればどうぞ」とお勧めする本 → ★
仮に★三つ以上の本なら、心地よい後読感に浸れること請け合います。
蛇足2:妻に「何冊?」と尋ねたら、今年も「100冊」との答え。恐れ入りやした。そう言えば、彼女をそっと見やると、本を読んでいるか、カンクロをやっているか、編み物をしているか、料理をしているかのどれかである。
今朝7時10分頃の当地(札幌郊外)の様子。
寒波の置き土産か、雲一つない快晴となった。気温も(昨朝より4℃ほど)上昇して-9℃である。
日中は、-3℃くらいにはなりそう。
昨日、散歩の帰りに花屋さんに寄り、切り花を少々購入して来た。
いつもは、一束いくらというのを適宜選んで買ってくるのだが、年末でもあり、いくつか好きな色を選んでみた。
いつもより少々にぎやかで、これで部屋が明るくなった。
著者は、ご存知の元文科省事務次官の前川氏である。毎日新聞出版302頁。
事実を押さえた上で、物事の理がわかっている人が書くと、こんなに平易で説得力のある文章になるのだと納得しながら読んだ。
また、安倍と彼を取り巻く官邸官僚による「コロナ全国一斉休校」の及ぼした負の影響の大きさは測りしてないものであったことを知る。
他方、政治に対する矜持の持ち合わせもないまま(質の悪い政治家が)権力を握ると始末に終えないという怖さを、これほどリアルに指摘、解説した著書も珍しいと思う。
その点で、安倍・菅政権のダメさ加減を知る上で、これ以上のものはない。
ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)
昨日、ブレンデルのベートーヴェンを聴いた。
やはり、ブレンデルは良い。
一昨日、ポリーニの後期ソナタ集を聴いていて、何とも腰の定まらない演奏にがっかりした後だったので、芯の通ったブレンデルに一層好感を持った。
特に、第1番が良かった。
つまり、第3~5番のように、耳タコになっていない旋律がとても新鮮に響いたのである。
それにしても、やはり楽聖のピアノコンチェルトはすごいと思った。
第5番が終わって後、思わず立ちあがって拍手してしまった。
収録曲:ベート-ヴェン
・ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15
・ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19
・ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
・ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
・ピアノ協奏曲 第5番 変ロ長調 作品73「皇帝」
・合唱幻想曲 ハ短調 作品80
演奏
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
昨日、札幌HITARUで掲題のコンサートを聴いた。
コロナ禍の下、アーティストも観客である私たちも、自粛、巣ごもりの生活を強いられ、何とか出口を探さなければともがき苦しんで来た。
そうした状況を変えようと、日本クラシック音楽事業協会がこの9月から全国11ヶ所でコンサートを開催していたのだが、その最終回が札幌で開催されたという訳である。
日頃縁のない「札幌芸術文化センター(HITARU)」での開催ということもあり、聴きなれない音に戸惑いつつ、プログラムの進行と共にオペラや合唱曲などに声楽が入ると、俄然、訴追力が高まり、思わず身を乗り出して聴き入ってしまった。
会場は、概ね8割の入りで、そこそこの盛り上がりであった。
プログラムやアーティストは、上の写真をご覧下さい。
今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。
世相を反映した傑作が並んだので、早速ご紹介しよう。「かたえくぼ」もどうぞ。
1句:振りも振ったり過去最大の107兆円。内、37兆円ほどは借金の由。
2句:どっこい生きてたオミクロン株。
3句:拙宅でもせっせと協力しています。
4句:どの面(つら)さげて・・・。
5句:維新伝心?
6句:同感。
7句:さて、やるか~。
拙宅で死蔵されている「アベノマスク」
建設中の新球場・ボールパークのライトアップ。
高さ50mはあろうかという巨大なクリスマスツリーが現れた。(写真は、拙宅からの遠望)
近所の子供たちを招待しての見学会も催された由。
下段の写真は、BP関連HPから転載しました。
オーディオ雑誌「ステレオサウンド」最近号は、今年のオーディオ製品グランプリ28点(機種)を発表した。
価格に頓着せず内外の優秀機材を選んだというのだが、結局、優秀作品には、目の玉がとび抜けるほどの高額な値札が付いている。
例えば、グランプリ(第1位)を獲得した英国製のスピーカーは、ペアで496万円もする。中には、4,000万円もするドイツ製のアンプなどもある。
最も安価な日本製のアンプでも、63万円もする。
世の金満家向けだと思うが、住宅1軒分もするアンプを購入していったいどんな音を出そうというのか。いい加減にしてくれ、と言いたい。
世の中には、今日の米飯にも事欠く家庭があるというのに、オーディオの趣味も地に落ちたものである。
これは、当地(札幌郊外)の午前6時頃の様子。
晴れて穏やかな冬至の朝を迎えた。
「今朝はあまり寒くない。(市役所の壁の温度計の表示が)-5℃だった」と言いながら、朝散に出ていた妻が戻って来た。
昨日は、たしか「-11℃」と言っていたから、比べればそう寒くないのだろう。
ただ、午後から夜にかけては風雪が強まるとの予報が出ているので、この晴天も長続きはしないようだ。