アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

トップは「紙の健康保険証の廃止」

2023年12月31日 | ドラミング

昨日、「女性自身」誌が、「2023年いちばんイラッとした岸田政権の政策ランキング」トップは”紙の健康保険証の廃止”なる記事を配信して注目を集めた。

と言うのも、過日、河野デジタル大臣が閣議後の記者会見で、「紙の保険証が利用できなかったら国に連絡を」と、あたかもチクリ(密告)を奨励するかのような発言をして炎上していたからだ。

厚労省の発表によると、本年10月度のマイナ保険証の利用率は、4.59%と誤差に近いところをウロウロしているばかりか、4月の6.3%をピークに徐々に低下しているという。

掲題のアンケート結果は、

 1位:紙の健康保険証の廃止
 2位:低所得者世帯への7万円給付
 3位:防衛費増額
 4位:少子化支援金1兆円の徴収
 5位:一人4万円の定額減税
 6位:賃上げ政策
 7位:電気・ガス代補助金

と、昨今の岸田政権の不人気を象徴する結果となっている。

政府は22日の閣議で、2024年12月2日に紙の保険証を廃止することを再確認したが、このまま経過すれば、日本列島大混乱になること必定である。

 

 

 

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今年読んだ本2023

2023年12月30日 | 読書三昧

今年も、良い本にめぐり合うことができ幸せでした。

目の不調は相変わらずですが、読書の楽しさに惹かれ読み進めることができました。


河崎秋子著「絞め殺しの樹」
一穂ミチ著「光のとこにいてね」
永井紗耶子著「木挽町のあだ討ち」
垣根涼介著「極楽征夷大将軍」(★★★)
澤田瞳子著「能楽ものがたり・稚児桜」
辻村深月著「鍵のない夢を見る」(★★)
北村薫著「鷺(さぎ)と雪」(★★★)
姫野カオルコ著「昭和の犬」(★★)
井上荒野著「切羽へ」
荻原浩著「海の見える理髪店」(★★★)
青山文平著「つまをめとらば」(★★★)
森村誠一著「人間の証明~21世紀版」
島本理生著「ファーストラヴ」
デフォー著・吉田健一訳「ロビンソン漂流記」
伊吹有喜著「雲を紡ぐ」(★★★)
佐藤正午著「月の満ち欠け」
藤沢周平著「江戸 おんな絵姿12景」(★★★)
砂原浩太朗著「高瀬庄左衛門御留書」(★★★)
川村元気著「神曲」
彩瀬まる著「新しい星」(★★★)

永井紗耶子著「女人入眼」(★★)
千早茜著「しろがねの葉」(★★★)
柳広司著「南風(まぜ)に乗る」
朝井まかて著「朝星夜星」(★★★)
井上ひさし著「十二人の手紙」(★★★)
伊坂幸太郎著「逆ソクラテス」
松竹伸幸著「シン・日本産党宣言」
佐藤究著「テスカトリポカ」
大島真寿美著「渦・妹背山婦女庭訓魂結び」(★★)
宮本輝著「よき時を思う」(★★★)
町田そのこ著「52ヘルツのクジラたち」
柚木裕子著「ミカエルの鼓動」
りぼん・ぷろじぇくと編「新・戦争のつくりかた」
窪美澄著「夜に星を放つ」(★★★)
米澤穂信著「黒牢城」
伊予原新著「八月の銀の雪」(★★★)
逢坂冬馬著「同志少女よ、敵を撃て」(★★★)
凪良ゆう著「流浪の月」(★★)
今村翔吾著「じんかん」(★★★)
川越宗一著「熱源」(★★★)
千早茜著「透明な夜の香り」
馳星周著「少年と犬」(★★★)
今村翔吾著「恋大蛇」
林 民夫著「糸」
今村翔吾著「塞王の盾」(★★★)
朝倉かすみ著「にぎやかな落日」(★★)
サトラビ著・園田恵子訳「ペルセポリス I・ II」(★★)
村上春樹著「古くて素敵なクラシック・レコードたち」
朝井まかて著「白光」(★★★)
原田マハ著「丘の上の賢人」
原田マハ著「リボルバー」


以上、纏めると・・・。

①今年読んだのは、直木賞候補作、受賞作を中心に51冊。

やはり、受賞作の中には、思わず「うまい」と感嘆させられる作品がありました。その点で、

 ・馳星周著「少年と犬
 ・北村薫著「鷺(さぎ)と雪」
 ・千早茜著「しろがねの葉

などは、★★★+(プラス)の作品と思いました。


②時代を写す大作にも恵まれました。

 ・鎌倉幕府の瓦解から足利幕府成立までを描いた、垣根涼介著「極楽征夷大将軍」
 ・樺太アイヌの歴史に焦点を当てた、川越宗一著「熱源」
 ・スターリングラード攻防戦に材をとった、逢坂冬馬著「同志少女よ、敵を撃て

などは、背景となる歴史を学ぶ上でも貴重な作品です。


③大御所の作品も印象に残りました。

 ・宮本輝著「よき時を思う
 ・井上ひさし著「十二人の手紙」
 ・藤沢周平著「江戸 おんな絵姿12景」

などですが、さすがだね~と感嘆しきりでした。


蛇足:料理のミュシェランよろしく、「お勧め度」は下記のように★の数で表しています。

  ・先ず、「是非、お読み下さい」と強く推薦したい本 → ★★★
  ・次に、「お読みになってみては」とお勧めできる本 → ★★
  ・最後に、「お暇があればどうぞ」とお勧めする本  → ★

仮に★三つの本なら、心地よい後読感に浸れること請け合います。

 

 

 

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泊原発・廃炉ニュース第47号

2023年12月29日 | ドラミング

 

去る11月8日、第2回控訴審が札幌高裁にて開廷。傍聴者約50名。

審理の主な内容は、下記の通りです。

①一審原告の内、遠隔地居住者が請求した「使用済み核燃料の撤去」に関し、控訴主旨の一部変更申し立て書関連補充書面の提出。

②原発近郊居住原告における敷地内断層の追加調査に関する評価についての準備書面提出。

③一審被告(北電)提出の書面(基準地震動、海底活断層等に対する反論)の提出。

④一審原告(須田幸子さん)による意見陳述。

次回の審理は、2024年3月15日午後2時30分からです。ご一緒に傍聴しましょう。

尚、詳細は、こちらの「廃炉ニュース47号」をご覧下さい。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2023年12月28日 | ドラミング

昨朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1-2句:たった12人の自公関係者で決め、1割台支持政権が・・・。

3句:バーベキュー・〇ギュウダとも言われている由。

4句:そっちこそよく見ろと高島屋。

5句:元々、ざるの真ん中に大穴が開いていた。

6句:大きく開いたのは貧富の差。

7句:おせちの広告ばかり。

 

 

 

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河崎秋子著「絞め殺しの樹」

2023年12月27日 | 読書三昧

 

2021年第167回直木賞候補作。
「STORY BOX」2019年5月~20年4月連載、小学館刊、430頁の大作。

昭和10年代から、最果ての地”根室”で多難な道を歩み続けた女性と同じような道を歩むことになる子息の二代にわたる物語。それは、今日では想像もできない過酷なものであった・・・。

時代は異なるが、乃南アサ著「チーム・オベリベリ」に通底する北国の厳しさである。

それは、北国の持つ自然環境の厳しさであり、そこから派生する人間関係の厳しさでもあった。

蛇足~「絞め殺しの樹」というのはインド菩提樹のこと。釈迦が悟りを開いた時に背にしていた着生樹木だと言う。

 

 

 

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今どき「つぶやき」大盛り

2023年12月26日 | ドラミング

師走ですね。
今どき、「つぶやき」の大盛りをお届けします。

 

蛇足:窓ぎわのトットちゃんが使った机

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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My Favorite Analog~ケルテス「コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ」

2023年12月25日 | 音楽三昧


ネットオーディオの音質が良くなったことから、アナログレコードを聴く機会が減ってしまった。

加えて、プレーヤーとその周辺機器のグレードを落したことも原因している。かってのような堂々とした音が聴けなくなった。

 

ただ、一昨日、何気なくラックから持ち出してきたこの1枚を聴いて、アナログにはアナログでないといけない良さがあると再認識した。

つまり、音と音の間がつんでいるのである。
ちょっと、どう表現したら良いのかわからないが、一種のビロードのような手(音)ざわりなのである。

また、元々コダーイなど身を入れて聴いたことがなかったので、その民族的な分厚い音楽に驚いた。何か、別世界の音を聴いた気になった。

収録曲 コダーイ

 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
 ガランタ組曲
 二つのアイア(ハーリ・ヤーノシュから)

演奏

 ロンドン交響楽団
 イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
 オルガ・セーニャ(ソプラノ)、ジョン・リーチ(ツインバロン)

録音 1979年リリース

 

 

 

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何でもランキング~クリスマスプレゼント、贈る予定は?

2023年12月24日 | ギャラリー

週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今週のお題は・・・。

 

 

拝見して思わず、ニヤニヤしてしまいました。

と言うのも、読者が高齢者層に傾いているせいか、贈る派も相手が「孫」と答えた方が圧倒的に多いですね。

拙宅も例外ではなく、一昨日、横浜在住の孫娘宛、六花亭の菓子詰め合わせを送りました。

また、アンケートに添えられたコメントを拝見し、その涙ぐましい思い出話に、共感すること大でした。

 

 

 

 

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0.675の法則

2023年12月23日 | ドラミング



21日付けの新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

「赤旗に白旗あげる自民党」というのがあった。

つまり、昨年11月のしんぶん赤旗日曜版のスクープが、現下の自民党各派閥の組織的裏金造り疑惑へと発展し、目下、その有力議員への(特捜部の)事情聴取が始まっているという。

同紙は、その後もスクープを連発し注目を集めているが、週末に届いた12月24日号でも「0.675の方程式」なるスクープを掲載している。

内容は、自民党安倍派が毎年行ってきた資金集めパーティで、公表されているパーティ券購入者数は、実際に販売された枚数の0.675倍分でしかないと言うのだ。(イラスト参照)

例えば2022年の場合、収入金額から類推できる購入者が4,740人であるのに対し、収支報告書では(0.675掛けの)3,200人となっている。

これが、過去6年分について横並びだというから笑止である。

つまり、派閥の政治資金報告書がいかにデタラメかということである。要は、真面目に報告しようとする気がないのだ。

これは二階派も同様で、この場合0.8掛けになっていると言う。イラストは、しんぶん赤旗日曜版24日号から転載しました。

 

 

 

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勝手に変えるな!

2023年12月22日 | アーバンライフ

過日、パソコンを起動すると、「PINが壊れています。Winにアクセスできません」とのメッセージが出てその先へ進めない。

そう言えば前回終了時、「更新してシャトダウン」したことを思い出した。

どうも「Update」が勝手に動いてこの事態に陥ったらしい。

そこでMSが指示する復旧プロセスを辿ったのだが、これがまたいい加減なものであきれた。

つまり、本人確認のため、入力したメールアドレスへ「コード」を送るからそれを受信して入力せよ、と言う。

何言ってんだか。

メールの受信には、メールソフトを立ち上げなければならない訳で、デスクトップに到達できていない状況で、どうしてこの操作ができようか!! 

やむなく、電源ボタンを長押しして(PCを)強制的にシャットダウン。

しばらくして電源を投入するなどあれこれいじり回している内に、偶然デスクトップが出現したので、そこから「設定」を開き、現行のPINを削除、新しいPINを設定した。

そこから再起動して(新しいPINを入力し)ようやく正常に戻った。

ということで、「Windows Update」もいい加減にしてくれ、勝手にセキュリティ領域まで踏み込むな、と憤懣やるかたなかった。

 

 

 

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